ミュージカル『二都物語』
2025年5月下旬観劇
明治座
感想その1
2025年5月下旬観劇
明治座
感想その1
■元宙組トップ娘役の潤花ちゃんがヒロイン役!
退団後はじめてみますー!楽しみでした
(WOWOWの芳雄さんの番組で終始ハイテンションにきゃっきゃしてて相変わらずすぎる…美女なのに)
■『二都物語』自体はうわあなんでだよー!てなる系でつらいストーリーなのですが、
豪華すぎるキャスト、
生オケ、
ドラマチックな音楽
素晴らしいひきこまれる空間でした
ライティングきれいだったー!
ただ、明治座の両サイドの壁ってテカテカした反射する壁ですよね
なんで?!!気になるんだけど
■一階しも手側でみました
花道はなし
そういえば座席にエアウィーヴのクッションが置いてあるんですけど、そのままにして帰ってねというアナウンスがありましたね
持ってっちゃうひといるってこと?!
それか係の人に返しに行っちゃうんですかね
さらに余談ですが人形町駅から明治座に行く途中にあるおとうふドーナツと鳥忠の卵焼きを明治座いくと購入するルーティンになりました!
おとうふドーナツ大好き!(おからドーナツかな?商品名忘れた)
当日が一番おいしいですが、翌日はトースターで焼くのもいいです
卵焼きはお土産
おかずになる味の濃いしょっぱ甘い卵焼き
明治座内で売ってた猫ちゃんのチョコもお土産に(歌舞伎座・明治座はお店がたくさんで幕間楽しい~)
■二都のグッズ、ポスター画像でクリアファイルにして、あと井上さん浦井くん単体がいいんじゃないかと思ってしまった(潤花ちゃん外部1作目なので単品クリアファイル!?と勝手に心配してしまう)
■ワイルドホーン先生が追加で作曲という不思議な作りなんですね
壮大な曲多かったです
ダーニーと面会させてよ~!と芳雄さんシドニーが交渉する曲めっちゃ好き
あれストーリー(シドニーの心境)知らずにこの曲だけ聞いたらほんと楽しい曲なんだけどな
■二都…二国間の物語ではありますが、やはりドラマはフランスに…!
フランス革命がやっぱり劇的すぎます
このときのイギリスのまったり具合ね
そして私たちの国民性だと国に対しフランス民衆みたいに激した魂になるのか?革命となるのか?どうなのだろうと考えてしまいます
※以下ネタバレあり
■シドニー・カートン:井上芳雄さん
主役なのにあまりお着替えなし!
けど衣装素敵~髪型も~!
浦井さんもだけど長身だからすその長いお衣装が映えますねー
『ナイツ・テイル』夏の再演楽しみです(あたれー)
ポスターはってあったの!
酒場の飲んだくれの歌楽しい~ミュージカルの酒場シーンはたいてい良シーン
みんな陽キャでいい
あとダーニーに面会させての交渉ソング好き
芳雄さんの声って軽妙というか、楽しい曲とすごく合うと思います
シドニー、飲んだくれても有能なのイカす
明るいシーンにほんと癒される…悲しいやりきれないシーンが多いから…
恋をしたと自覚したときの曲も素敵でした
恋をした彼の視界には世界が輝いて見えるんだね…と満天の星空の演出納得
きれいでした
彼の秘めた恋はすごく純真で本当に応援したい…
けどダーニーを選ぶヒロインの気持ちもわかる…
■チャールズ・ダーニー:浦井健治さん
お前がフランスにのこのこ戻らなければ!なんだけどそこを危険を賭して友のために戻るひとだからルーシーも愛するんですよね
結果としてほんとに戻らなければよかったわけですが(助けたかった相手は戻る頃には処刑されてたぽい。もはや貴族と長年親密だった時点で無理だったか…)
こちらの前に私がみた浦井さんが『天保十二年のシェイクスピア』(悪役)だったので、キラっキラの正義な浦井さんにときめく
やっぱりキラキラ属性のひとだった…!アーサー王だった…!
そして独特の声!ほんとに独特
芳雄さんも特徴あるから、ふたりとも歌い出しですぐわかるのすごい
ほんとスターズです(スターズってどうなったんだろ?)
このおふたりが共演なんてもうレアでありがたい
もう少しシドニーと仲いいのかと思ったけど何年も親交あってもそんなに友人!て感じでもない?
ダーニーってシドニーのルーシーへの想いをどのくらい知ってたのか、謎でした
■シドニーがルーシーに恋をした!と自覚し恋のうたソロ
↓
チャールズ、ルーシーにプロポーズの歌
↓
シドニー告白する
ごめんチャールズに「いましがた」プロポーズされたところなのとふられる
↓
カラ元気で祝福(ああ…)
↓
チャールズ&ルーシー結婚式
みつめてるシドニーせつなすぎる
そして子供も生まれて幸せな夫婦とシドニー失恋ソング
上の出来事、場面が連続してるので展開が怒涛で悲しすぎる
シドニー、チャールズより俺のほうが!って言えるところがないと本人も思ってるんだよね
シェイクスピアものなら決闘になる感じの設定だけどシドニーはすぐにあきらめてしまう
なによりルーシーの幸せを願ってるから(ああ…)
ルーシーは何ひとつ悪くないのだけども
真心のこもったプレゼントをもらい、ウキウキして勇気を出して告白したシドニーの気持ち考えると立ち直れない…
そしてルーシー娘がめっちゃなついてくるのがまた
シドニーの娘への接し方もほんといい
ふたりでお祈りするシーンかわいいいい!
やりとりもかわいいし、並んで跪いて目を閉じるのが尊い
そしてこれ、2回目以降観劇時はもうここから泣けてくるだろうなと確信…
実際このへんから泣いてる方いたよ(尊くて泣いてるのかと思った笑。このあとの展開を思うともうね)
■ルーシー・マネット:潤 花さん
・私はあなたに太ってほしいんです(だから絶対来てね、一緒にあたたかいご飯食べましょう)
・ストールのクリスマスプレゼントを直接首にかけてくれる(これをしたらあなたは自分をいたわることになる→自分を大事にしてほしいの)
こんなんされたら好きになるよね
惚れてまうやろ…と思いつつみてました
ルーシーの博愛と善性…外見だけでなく心の美しさがすごい(あれこの時点でグレートギャッツビーより自己犠牲に納得いくな…ギャツビーは相手◯◯◯◯犯だからな…)
ルーシーの衣装は白が基調で上品で素敵
結婚したあとは髪型もかえててどちらも似合ってました
潤花ちゃん序盤の父と再会したシーンでぽろぽろ泣いてた
プロポーズにOKした日に別の男性から告白されてしまったとき、いい子過ぎて困った顔しながらでもちゃんと断るルーシー
ほんとにルーシーいい子
すぐに身を引いて祝福してくれて、その後も家族といい関係だったその男性が、ずっと自分を深く愛し、その身と引き換えに夫を返してくれたって、このお話シドニー視点だけどルーシー視点でも物語を見てみたい気持ちになります
究極の少女漫画だ…!


