2022年01月17日

映画感想『キングスマン ファースト・エージェント』その1

映画
『キングスマン ファースト・エージェント』

感想その1


※ネタばれあり 




面白かった!
もう公開してだいぶ経つので観客は少なかったけどリピーターも多かったのかな?

コリン・ファースはやっぱりまったく出なかった…
ちらっと現代へ続く…て感じでうつるかしらと思ってたんだけど
完全に過去のお話

予告編でコリン・ファース主演映画が流れてそちらもスーツ姿でとっても素敵だった
キングスマン続編も楽しみにしてます(キングスマンいろいろのびのびなのですごい待ってる感…ほかの映画もそうなんでしょうけど。コロナ禍め…)

今回はキングスマンというスパイ組織ができるまでの物語
ネタバレや情報など全くなしで行ったので驚きの連続だった!すごい見応えあった~!!時間は長めなんだけどずっと集中して楽しめました

明るくめでたしめでたしなストーリーではないけれどもやっぱりスタイリッシュだし画面の雰囲気もレトロ素敵だし
きちんと一作で完結しつつも不穏な未来を予感させる引きもあって良かった

まず冒頭からして不吉な空気
戦地(近くの捕虜収容所?)に赤十字の救援物資を届けに来た主人公の奥さん、絶対ヤバそうと思ったらやっぱりすぐに亡くなってしまう
幼い息子にノブレス・オブリージュ的メッセージを残したりと死亡フラグがすごかった…

妻の遺体にかけたジャケットのロゴがキングスマン
そのままアップされていきタイトル画面ドーン、という演出が素敵

目の前で妻を失った主人公オーランド、その息子コンラッド中心のストーリー
今までのキングスマンはフィクションのスパイアクションものだったんだけど今回は時代背景が第一次世界大戦・ロシア革命・東西冷戦と史実の人物がぞろぞろ出てきます
そこにまずビックリ
過去話なので時代に合わせてそこにキングスマンを盛り込む形
『修羅の刻』みたいな感じですかね(例えが漫画でさらに古い)


■オーランド(レイフ・ファインズ)
主人公オーランドは公爵家の旦那様
使用人めっちゃたくさん
自分の屋敷に入る時左右に使用人が並んでウェーブお辞儀されるシーンがすごい
やっぱり(のちのキングスマンとして)お金は大事…
まず上流階級じゃないとテーラーキングスマンで服作れないですしね

役者さんヴォルデモート卿だったのか!!
まったくわかりませんでした
瞳の色が薄くて綺麗

妻の死を悲しむあまり息子に過保護な父親がじょじょに変わっていく様子がよかったです
でも悲しい人生…ヒーローは悲劇を背負っている…


■ポリー(ジェマ・アータートン)
屋敷の使用人のひとり…とみせかけて仲間
かつオーランドとは微妙な関係

ポリー見惚れてしまう素敵なキャラクターでした
メイドさんみたいな衣装もレトロかわいい
姿勢もとっても良くてきびきびしててとにかく出てくるシーンみんな美しい

最初主人公に私の部屋に来なさいみたいにひとりだけ呼ばれているのでこれは愛人かなと思ったら秘密を共有する仲間だった
とはいえポリーは主人公のこと敬愛&プラトニックにずっと好きだったのかな
主人公も本当に辛い時彼女の名前を呼んだので(ショーラは呼ばなかった(笑)) ふたりは水面下で想い合っていたのかなと思いました

一度だけキスした時に奥さんの肖像画に向かってポリーが謝るシーンが印象的
謝らなくていいよもう時効だし奥さんもオーランドに幸せになってほしいと思ってるよー(´;ω;`)でも身分の問題もありそうだな…ポリー平民だよね…

ポリーは戦いだけでなく暗号解読や使用人組織網でも見せ場があるので文武両道パーフェクトウーマン
超素敵でしたね
強い女性キャラが多いのがキングスマンの魅力


■コンラッド(ハリス・ディキンソン)
父子主人公だと思ってみてたからまさかの…

息子はエグジーの立ち位置のような
いやエグジーよりもだいぶ立派な志の青年

やたらと周囲から子供扱いされてるけどいったい何歳なのか見ていて分からない
見た目は25歳以上に見える…そしたら18歳だった
いかにも生き急いでしまいそうな「俺も志願兵になって戦争に行くぜ!」とか言ってる子なので心配
でも主人公の息子だし生きてるよね生きてるわこれはと信じていたんだけど本当に死んじゃってた………すごくショック……

あれは生きていていいやつじゃないですか?!!
金属製の何か硬いものを持っているときに銃で撃たれたら大抵生きてるやつじゃないですか…
そんな出血してなかったし…
墓穴に埋められそうになってるシーンもがちで埋まってはいなかったのでまだ生きてんじゃないかなと信じてました
悲しすぎる…
活躍して英雄になって勲章をもらっても本人が死んじゃったんじゃ意味ない…

コンラッドは父親の忠告や戦争の悲惨さなど体験して後悔もしていたけど(このシーンもう一人の負傷兵の優しさがまた泣ける)
必死に戦って生きて自軍に帰ってきたところを最後は誤解により味方に撃たれて死んでしまうというこの理不尽さ無慈悲さがシニカルな感じがします

公爵家の一人息子を殺しちゃった一兵卒どうなるのこれ……!?
(入れ替わった人の名前で葬られた?でも勲章はコンラッドがもらってるので上層部だけが知る事実なのか??)


■ショーラ(ジャイモン・フンスー)
この作品で一番好きだったのがショーラ!!
コンラッドが幼いころからずっとそばにいる使用人

映画冒頭でも的確な動きをしていて只者ではない感すごかった
やっぱり仲間でしたか…

高所恐怖症という弱点がかわいい
なのに飛行機からパラシュートで飛び降りて崖の上に降り立ってネ!と無茶ぶりされるシーンがかわいそう

一番かっこいいアクションシーンはショーラがリフトから登場しつつ敵をスパッとやっつけて主人公を助けるとこですね

ショーラ前線に出るタイプなのでほんと生きててくれてよかった
のちのマーリン(≧∇≦)

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管理人 イダ 『妄想レポ』
posted by イナ at 23:20| Comment(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月19日

映画感想 『ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ』 ネタばれあり

※ネタばれあり 薄い感想です

『ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ』



ヴェノム続編!

相変わらずヴェノムちゃんがかわいかったです
アメコミやマーベル知識皆無なのでよくわからないところもあるんだけどヴェノムのぬらぬらした瞳がなんか好き

【あらすじ】
脳みそを食べたがる宇宙の生き物に寄生されてしまった主人公のエディ(落ちぶれ記者)
凶悪犯罪者キャサディへの取材中、噛みつかれたことでキャサディも血液から感染しヴェノムの力を手に入れてしまう


タイトルのレット・ゼア・ビー・カーネイジは【起きろ大殺戮】って意味なんですね
まんまのタイトルというかほんと単純なストーリーで登場人物も少なく、ドカーンやばいーわー!みたいな映画でした

初めてIMAXレーザーでみたんだけどちょっと音がすごすぎかも(;´∀`)爆音…
映像はすごくきれいでした!
が通常と比べてないからちょっとわかんなかったというのが正直なところ
始まりにIMAXのすごさを説明するVTRがちょっと流れます

今回はカーネイジ誕生の原因を作ってしまったのがヴェノム本人
でもそれはエディを馬鹿にされたから思わず怒ってやってしまったことなのでそこまでヴェノムに怒らなくても~!!と思ってしまったけど結果被害甚大ですからね…
血液を体内に取り込んだだけで寄生されてしまうんだね
しかもヴェノムと別人格
より凶暴なやつ
なんでだろう

刑務所に取材に行くシーンがアメリカの映画ならではっていう感じで好き
『羊たちの沈黙』とかのこういうシーンはゾクゾクしますね
壁にキャサディが描いた絵を見てそれを記憶しエディの手を通して再現するシーンが かっこよすぎる
そこから警察もつきとめられなかった犯行現場にたどりつくヴェノム
頭いい!大活躍

キャサディの絵や字の感じ、独特でいいですよねー
エディに送ってきたはがきも不気味でよかった
小さい字ではがきを回転させながら読む感じに描かれてる

エディは平穏に暮らしたいのに生活をめちゃくちゃにするヴェノムにうんざり
ヴェノムも脳みそが食べられない暮らしにうんざり
お互い大好きなアンにもフラれちゃってしょんぼり

イライラがたまったふたりの共同生活は破綻し大喧嘩に
大きいテレビが3階以上のマンションから落ちてくるのは危険すぎる
殺人未遂になるんじゃないだろうか

仲直りには元恋人のアンちゃんが活躍してくれます
アンの現恋人ダンも
1で懲りてないんだ?!
なかなか大変な人たちに関わってしまっている状態だけど宇宙人がらみは信じてなくてエディとアンにカップルセラピーに行けとかいかした突っ込みもしてるダンさん
さすがに今回で信じざるをえないかも
ダンさん人間なのに戦いにも参加しちゃってなかなか無茶な人
無事でよかったしダンさんいい人なのでエディかなわないよ…(´;ω;`)


詳しくない私がわからないままだったこと
■どうしてヴェノムは赤いヴェノムはやばい!、と戦線離脱しようとしたのか?

■キャサディはフランシスは死んでると思ってたんじゃないの?
新聞にメッセージ記事を出してとエディに頼んだ時点ではキャサディはふつうの人間なのでフランシスが極秘に生きてると知らなかったんじゃないかと不思議

■キャサディはシリアルキラーでまだ見つかってない遺体も複数あるのに死刑執行?
かつ執行を遺族は見学できるの?!すごいシステム…

■キャサディの恋人のフランシスはヴェノムに寄生されたカーネイジを見てそく素敵!あなたイカしてる♪みたいなテンションになるほど悪い子なの?
いじめられてるキャサディを守ってくれた優しい子のはずなのに…
長い監禁生活で人が変わってしまったのかな
でも移送する警官に攻撃したりキャサディ以外はどうでもいい!みたいなタイプぽいかな?

フランシスが実はいい子で ヴェノムの苦手な音波を出せるから活躍するんじゃないか?と一瞬思ったけれどもそんなことはなかった
むしろ赤ヴェノムに嫌われていた

■キャサディは純愛は純愛
本当だったらもう二度と会えないはずだったフランシスとまた会えてつかの間のデートもできて結婚式も挙げて
結構幸せだったんじゃないだろうか
普通に2人だけで結婚式やってればよかったのに!
結婚式と復讐を兼ねるからこんなことに…

またエディに対しての友情も友情で何かシンパシーがあったのかな
この友情は一方通行すぎてエディはキャサディ嫌いなんだけど(好きになる理由もないしね)
エディの書いた記事自体を読めていないのでちょっとそこが分かんないんだけれども偏った記事とキャサディに思われている
普通だったらむしろ虐待されていた過去というのは強調して書くべきところではないんだろうか
シリアルキラーの特徴でもあると思う
彼の少年時代がアニメーションで描かれるんだけどその絵の感じが絵本みたいでとても素敵
お風呂にドライヤーどーんはサイコパスな子供がよくやるやつ…(;´Д`)
本当にそんなにすぐに感電するんだろうかドライヤー怖い!

キャサディの本人の言い分としても俺には色々あったんだ、虐待されたからこういうことになったんだというのはあるんだけれどもやっぱりやったことがやったことなので最期はヴェノムにパクリといかれてしまった


衝撃なのは事件が解決した後
海辺でリゾートしてるエディとヴェノム
二人でキャッキャしてるーーーーー!!
なにこの終わり方!かわいい!

一応最後に 毎回引きと言うか次の事件を暗示させるような場面が差し込まれるので(次はスパイダーマンが出てくるのかな?)まあそれはあったんだけどヴェノムとエディ的にはリゾートエンドでした
しかも他人の別荘勝手に…エディ………

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管理人 イダ 『妄想レポ』
posted by イナ at 12:40| 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月16日

映画感想 『シックスセンス』 ネタばれあり

映画感想 『シックスセンス』

■テレビでやってたので久しぶりに見ました
やっぱりすごい面白い!
名作ですね…!滂沱です…

なんと20年前、1999年の作品なんだけど画面にちらつきがあってびっくり
20年前でももう駄目なの?!たまたまかな…


~あらすじ~
精神科医のマルコムは子供の心をケアする仕事をしているが自身も妻との不仲に悩んでいる
コールという少年の担当になるが、彼は周囲となじめず孤立していた
親しくなるうち、少年の秘密、「死者」が見えるのだと告白されるが…


↓以下超有名作ですがネタばれありです

■主人公マルコム先生のブルースウィリス、やっぱりイケメン!!
穏やかな話し方やがっしりした体格、ほんと頼もしい【大人】感…!
トレンチコート姿が素敵!

最初は死者が見えてるなんて少年の妄想だと思っているんだけど、徐々に彼の真実に寄り添っていくのがいいんですよね~

■天才子役として名をはせた霊感少年コールくんはハーレイ・ジョエル・オスメントさん
目と声がすごいかわいい!!
怯えて周囲をうかがう表情や、いろんな感情を隠してつぶやくように演技するところとか引き込まれます
大きくなった写真みたけど目もとはかわいいまんまでちょっととっつぁんぼうや感あるww
ハリウッド子役出身あるあるでやらかしたりしてるらしい…

■静かなホラーです
『リング』ですらアクション映画にされてしまう恐ろしい国アメリカですが『シックスセンス』はいくつか脅かし要素を入れつつも本筋はしっとりとしたホラーなのが好き

■魔除け効果はどうなのか
やっぱり神様ならお化けから守ってくれる!…ということでコールくんは教会にあるものを盗んでお守りにしてるんだよね
そして自分なりの隔離空間を作ってそこに閉じこもっている
やっぱりひとは狭いところが安心するのかしら

誰にも相談できず防衛策を考えなければならないコールくん…いたましい
でも映画の中ではマリア像様とかとくに効果は…???対悪魔ならいけるとかルールとかあるのかも

■わざわざその聖域のなかにあらわれる幽霊
ひどい!
しかも夜に
そしてものすごく脅かし演出してくる幽霊

■マルコム医師とコール少年のお出かけ
バス代も結局コールくん自分で出してるって事なのね

■お葬式してる家
このシーン初めてみたときすごいカルチャーショックでした!
日本のお葬式と違いすぎて!
華やかで賑やか

■理由はよくわからないけど娘を二人とも殺そうとしている母親
食事に薬物を入れてにこやかに配膳する母親の姿の入ったビデオテープ
おぞましい………
お化けも怖いけど人間の恐ろしさが描写されてる物語ですよね
父親に殺された少年(銃社会への警鐘もありそう)や処刑された人々とか…
絞首刑された人たちのロープの太さに絶望する…切れそうもない…

■いろいろあったクラスメイトや先生との関係がよくなるシーンは本当に見ていてほっとします

担任の先生も悪い人ではないんだよね
先生からしたらわけわかんないこと言って授業妨害する超問題児だしね

でもちゃんとこの建物がもとは何だったのかとかきちんと調べて後から言ってくれる先生なんだよね
自分にはわかりえない能力を持つ子を受け入れるって大変だろうな…

でも文化祭的な場でアーサー王まで演じちゃうのはどうなの?!
そこまでクラスでの権力を回復できる(;'∀')?

■いい歳になった今見ると
マルコム先生の奥さんお化粧したまま寝落ちばっかりしてて 肌に悪いわって思ってしまう

そしてコールのお母さんすごくいい人!!
お母さんに言えなかった秘密を打ち明けることができたシーンは涙なくして見られません

大事な登場人物の女性たち、ふたりとも幸せになってほしい…!!!

■超有名なラストシーン
知ってて見てもああああぁぁぁ!!てなります
鮮やかですよねー

マルコム奥さんのレストランでのシカトのしかたとか、ケンカ中だから無視してるとしか受け取れないもの
自分のこと見えてないなんて思いもしない…

本当に怖いです
【死者は自分が死んでるって自覚できない】っていうのが本当だったらどうしよう…(けっこうこれいろんな作品でも言いますよね、気づかず日常の行動を繰り返してるとか。死んでも通勤とかするのイヤー!)
いろいろ考えさせてくれる作品でした

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管理人 イダ 『妄想レポ』
ラベル:ホラー 名作
posted by イナ at 10:00| Comment(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする