2026年04月09日

松竹ブロードウェイシネマ2025秋 感想 ミュージカル『タイタニック』 2023年公演版 (2025年11月鑑賞)


松竹ブロードウェイシネマ2025秋 感想

ミュージカル『タイタニック』
 2023年公演版

(2025年11月末鑑賞)


公式サイト→



■予告編感想

『ラストマン』
2作もやるんだ!

『悪魔のいけにえ』
映像がレトロで逆に新鮮
古き良きアメリカンホラーなのかな?
ちょっと観に行きたい…

『ズートピア2』
映画のマナー講座もズートピアになってた!
森川智之さんて2代目野原ひろしの声なのしらなかった
相変わらず美声ですね


■ミュージカル『タイタニック』
松竹ブロードウェイシネマという企画で、映画館でブロードウェイの舞台をみられるんですー
楽しみにしてました!
ほかに『エニシング・ゴーズ』(宝塚OGのあさこさんがやりましたね)や『インディセント』もみたかったな
またこういう企画やってほしいです!

『タイタニック』は日本版でみてすごく素晴らしくてぜひ再演してほしい作品なのですが、映像化もされてないので、久しぶりに『タイタニック』の楽曲聴けてよかったー!

■休憩なし2時間25分

あらすじはもうネタバレもいらないくらいタイタニックです
出航から沈没までの群像劇
さまざまな階級のお客たちやいろんな持ち場を任されている乗組員たち、設計者や経営者など。
巨大な船に乗り合わせたさまざまなひとびとからみたタイタニック号
ディカプリオの映画とは別ものですが、このドラマのどこかにジャックとローズもいるのかなと思いをはせてしまいますね

※一応以下ネタバレあり

■カテコ、やっぱり最後船長だったよ!
みんな横に1列になったときも船長真ん中
なぜ日本版はあんなにアンドリュース推しだったの?!加藤和樹さんだから!?
群像劇ですが、強いていうとやっぱり船長かボイラー技士のバレットが主人公ぽいよね

■アンドリュース
設計士
理知的でちょっと気難しそうなおじさん紳士
もう沈むって時にも机に向かって原因と改善策を練ってるところが最高です
こうすりゃよかったんだよー!わかったよもうー!みたいなところすごい
このあとこうなってこうなる(船は頭から沈み船尾は持ち上がり、人々は傾くままあらがってもいずれ数十メートル下へ落ちる。そのあとは死しかない)、と予測したとおりに彼も亡くなるのが見ていてつらい

■設計者と船長と社長の三者ケンカシーンもすごい見どころでした
あれお偉い三強が仲間割れして沈む!沈む!お前のせいだー!て言ってるの聞かされる通信士の、おわた…て様子もたまらない
なぜそこでやるのよ
しかし通信士も必死に通信し続けるの、職人…
(相手船の通信士寝てたんだよね…たしか。普通の規模の船は1人しかいないから)

■ボイラー技士 バレット
好きいー!!
イケメンなんだけど、バレットぽさがすごい
反抗的なんですよ!世をひねてる感じがすごく出てていい
でも電報でプロポーズするシーンのはにかみっぷりとかほんとチャーミングでした
いいバレットー!

バレットはラストで、救命ボートの漕ぎ手として助かるチャンスをジムに譲るの
おそらくケイトの、「夫と子供の父親をなくすのは嫌よ!」みたいな悲鳴が彼にも聞こえていて譲るんだけど、
助かる最後のチャンスだったんだぞ!と仲間に言われたとき
「あいつは金を払った客だから譲るのが筋」みたいに答えるの、最高にバレット

■3等客 ケイト
すごいルックスがケイト!
もう勝ち気でめちゃケイト!
ケイトなら居づらくなった故郷と浮気相手から逃げなさそうな気もするけど、時代が時代だからな…
味方なんていないんでしょうね

歌声も強くて、でも目指すアメリカに夢をみているシーンはかわいらしさも
アメリカは新時代で身分もなくみんな受け入れてくれて、やり直せるし裕福になれる
なんかユートピアみたい
3等客はみんなアメリカの地図しか見たことないんだけどね

■イスメイ社長
ちょっとレーニン似(髪はある)
最初の歌とか壮大で誇らしげなのに、なぜか漂う不吉さ悲しさ…すごくいい曲ですよねー

生き残った彼には裁判という責務があるけど、ボートどんな顔して乗ってたんだろ…

■船員サイド
みんな素敵…!!!

エッチスさんプロすぎて
もう最後なんだし一緒にシャンパン飲もうぜ!て誘われても、まだ仕事がありますのであとでいただきます、って…

最後まで仕事してたんだろうな
プロすぎるな…

マードックさん
緊急事態でフリーズかかっちゃうの見ててつらい
謝罪をしたあとひとり拳銃自殺を選んでしまうシーンも…
社長のずぶとさを見習ってくれ…


■バレットのボイラー室シーン
スコップをがん!と床にたたきつけてそのまま引きずるの、床いたみそう
すごく迫力あった!
ボイラー室の温度と密度の高い過酷な感じと苛立ち、不安が伝わります

■カテコ
金物屋さん
奥さんの手を繋いで位置にもどるとき、後ろ歩きなのときめく!
向かい合う姿勢で歩いてた

■うつらないけどお客さんも入っててジョークに笑い声の反応も
皮肉なジョークがウケてたイメージ
議員の仕事実は結構好きだったんだよね、何もやらなくていいから、みたいなことをおじいちゃん社長が言った時とかも笑いが起きてた
(この老夫婦大好き!)

■セリフか歌詞で「シンキング」と何度か聞こえ、最初「考える」のほうしか浮かばなかったんだけど「沈む」かと気づいてゾッとしました
沈むに進行形で今まさに沈んでいるんだと
しかしどう聞いてもsinkとthinkを聞き分けられない…
と絶望してたら聞き取りにくい単語としてけっこう有名らしく、YouTubeにたくさんあがってました
(何人か聞いたけど聞こえるひとと区別つかない人がいるー!)
posted by イナ at 13:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年01月08日

映画感想 『国宝』(2025年6月鑑賞)

映画感想
『国宝』

※2025年6月に鑑賞
※ネタばれあり


長い!
と聞いてたけどほんとに長い
3時間!
でも集中がきれることなく、ずっとハラハラしたりうっとりしながらみました


■ほかの予告編感想
なんか戦争ものがまた増えてるイメージ
夏に向けて上映するのかな

『8番出口』
映画やるんだ!予告の作りがこってました
無機質な駅構内の感じと巻き込まれた二宮和也さんの困惑、ゲームの雰囲気でてると思います
いつも歩いてるおじさんが実写になってるの面白かったー!
変にストーリーある作りにせず、ひたすら脱出する感じだと良さそう

『鬼滅の刃』
予告だけで悲しくなる…
私は(比較的)のどかな隠れ里編や柱修行編が大好きなんですよ!
無限城はつらすぎて読み返すの気力がいります…
でも映画はいきたいなあ

・実写のスティッチ映画は泣ける泣けるしかアピールしてなくてびっくり(そういうバージョンの予告だったのかな)
スティッチを泣きたくて見に行くひとは少ないと思うけどな
もっとリロとスティッチのにぎやかさかわいさをアピールしてほしい


さて本編(役名覚えられず役者さん名です)

『国宝』

■あらすじ■
歌舞伎に人生を捧げる役者たちの物語



■美しすぎるー!!

ポスターのふたりが向かい合う横顔のシーンもですが、何回も鳥肌がたちます!美しすぎて!
これは映画館で見てよかったです!!

これきっかけに歌舞伎観劇デビューする人も多いんでしょうね
演目を映画と合わせるとかしてないのかな?
曾根崎心中みてみたいです

あまりにもお稽古が厳しい(体罰上等)すぎて昔の設定なんですかね…

■桜がきれい!橋が素敵!
お屋敷や舞台、着物や小道具とレトロさや美しさにうっとりです
よき日本のプロモーションビデオみたい

そんな映像の美しさと、吉沢亮さん横浜流星さんという美しい青年俳優さんがいて成り立った作品というか、説得力がすごかった
女形声も吹き替え?!て思うくらい女形ぽい!
どれだけお稽古したらお着物を着てしなやかに踊れるようになるのだろう…

■少年・学生時代
雰囲気の似ている俳優さんが演じてましたね
ふたりとも素敵
出会いは仲良くならなそうな不穏さなのに、すぐ楽しい学生時代始まって嬉しい

■なんというかストーリーの人生浮き沈みがすごくて
女形の天才吉沢亮が血筋をこえて歌舞伎界を席巻するよ!、なんて単純チートなお話ではなかった…

ドロドロ要素も多いのですが、見るのが嫌になるくらいのドロドロではないのは、いい意味でボンボンさのある横浜流星さんかな
一気に敵になるような関係性ではなくて、悔しいけどちゃんと応援してくれるんですよね
その後の展開でも時間の経過もあるだろうけど、ある意味でドライさのある吉沢さんと、ふたりの性格もありそうです
ずっと恨んだりせず、根底には認め合う気持ちとふたりとも芸の道に生きてるというように見えました

■緊張に手が震える吉沢さんのかわりに本番前向かい合って紅を引いてくれるシーンはほんと良かった…
このふたりは大丈夫、と思った矢先にああなってしまったのは、吉沢亮の曽根崎心中が素晴らしい出来だったからなのかな…

ここで道が分かたれてしまって時も飛ぶし、見てるこっちもオロオロです
そして高畑充希ちゃんーーー!?


■女性たち

■高畑充希さん
彼女のもともとの立場がわからないけど、彼氏といっしょにがっつり入れ墨入れるって気合入りすぎてませんか…
組の関係者の娘とかだったの?
その後梨園のおかみさんになるけど、入れ墨あるのなかなかにゴシップのネタになりそうだし、しのぶ義母さんどう思ってたのだろうか
陰のある気になる女性でしたが、初見だといろいろ驚かされる行動…!

きつく巻く髪型や衣装など昭和レトロの感じ素敵でしたー

■舞妓さん
すごい見る目あるな!
舞妓さん自身があんな愛人売り込み?かけることあるの?と誤解されそうな設定ですけど
ただちゃんとした愛人扱いだったのか…?お金ちゃんとしてたのか気になりました
娘の顔もわからない父親て…
ニュースとかで『生涯独身で歌舞伎に身を捧げた素晴らしいひと』とか扱われてたら隠し子ぐぬぬですよね

■森七菜さん
森七菜ちゃんがエンスト?した車を前にしゃがんで困ってるのかわいくて!!!
いいお嬢さんだったのにたくましいなーと思ってたけどやっぱり我慢の限界でした
こんなはずじゃなかったよね

■寺島しのぶさん(横浜流星さんの母)
伝説の「この泥棒猫!!」言ったよ…!
するりと入り込んで息子のものを盗んでいった、そりゃ母からみたらそう見えるよね…
でも育ててきた吉沢さんへの愛情もあるし、お母さん複雑…という難しい感じがよかったです

■宮澤エマさん(吉沢亮さんの母?)
意外にもすごく和美人モード!!洋のかたのイメージだよね
実母ではないのかな?


■渡辺謙さん(横浜流星さんの父)
息子より弟子(養子)を抜擢したそもそも原因のひと
歌舞伎シーンなかったですよね
ちょっと見たかった
女形だったの?!

■糖尿病
お父さんの持病も伏線だったのか
はたからわかりにくい病気とはいえ、流星くん急すぎてほんとびっくりした
ほんとにつまずいただけかと思ったら…

現代でも糖尿病は身体の切断や失明の原因1位だったような…
恐ろしい病気なんです

■中村鴈治郎さん
がちのかた出てる…!
優しそうで怖い感じ!娘が素行悪くも血筋もない歌舞伎役者にぞっこんはたしかにお怒りですよね…

■三浦貴大さん
いいお役でしたねー!
このかたのシーンはホッとする
華やかな人たちの中、堅実な社会人感出してて良い

■田中泯さん
歌舞伎のかたかと思った!
このかたのシーンだけ雰囲気ちょっと別次元なホラーな撮り方に感じました
女形の芸のすごみを目の当たりにしビビる若ふたりの反応もよかった

■谷のシーン
見ていてつらすぎます
しかし一時期あれだけ主役級だったのがこんな落ちぶれることあるの?!
お客もびっくりですよ
うしろだてなくなったらそんななのかい
ある種懲罰的な干され状態だったのかな

とにかくあの宴会場の男3人はほんとに許せない…
私は吉沢さんに見惚れてた男が実はお金持ちの息子とかでまた一線にひきあげてくれたりしないかなと夢をみていたんですよ!あの短時間で!夢を!

最悪だよ!
警察沙汰にしてくれー!

■エキストラさん
お客役楽しそう!
長時間座りっぱなしで大変なのかな?
たくさんいましたねー
こういうの、そのうちAI生成になるのかなあ…
なんかなあ…

■みていてわからないところがすごく多かったんですけど、とにかく美しさで最後までひっぱってくれる作品でした
顔面国宝は伊達じゃないですね…
ラベル:邦画 小説原作
posted by イナ at 18:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年10月26日

映画感想 『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』(2025年9月)

映画感想
『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』


※2025年9月下旬に鑑賞
※ネタばれあり

■ほかの予告編感想
『プレデター』
なんか 映像がすごかった!
気になる

『アバター』もしかして昔のやつも一緒に合わせて上映してくれる感じ?
ストーリー忘れてるからな…
アバターは正直家のテレビで見るような映画ではないので、映画館でやってくれるなら行きたい! そして記憶を取り戻すんだ…
今見ると映像古く感じるんだろうか

『呪術廻戦』
死滅回遊映画になるのかな?楽しみですね
予告は乙骨くんが多めでした
スキャンダルあったようですが櫻井さん、義勇さんも夏油さんも続投でよかったよぉぉと改めて思いました
ええ声すぎる…

『チェンソーマン』は絶対予告あると思ったのになかった
もう公開したからか
チェンソーマンも見に行きたいな
映画館に点滅の危険があるみたいな掲示されていましたね

■特典は原画?色指定?の冊子みたいなのでした
フルカラーで豪華ーー!
知人が見に行ったときはなにももらえなかったそうなのであげました
タイミングなんですかね

無限城を描くのは制作側も必死みたいな短コラム面白かった


■映画本編感想
よかったー!
かなり長いけど、集中を切れさせない演出、音楽、作画、声優さんの熱演と、とにかくすごかったですね

無限城編ってどうしても戦闘としんどい回想の繰り返しなので単調になりがちだと思うんですが、戦闘時の音楽とくにすごい良かったです
善逸戦とか爽快だし、猗窩座のラストとか荘厳すぎた

泣かずにいられないストーリーでしたが、まわりもガンガン泣いてましたね
もうリピーターだらけという雰囲気でした

■はじまりからもう…
しのぶさん悲しすぎる
恵まれない体格で根性で柱にという、主人公みたいなしのぶさん…
しのぶさん、てお姉さんみたいに言っても少女なんですよ
なんでこんな過酷な世界にいるんじゃ、てなる
みんなだけど
みんなそうだけど…!

image20251026.jpg

■映画館にいた炭治郎
え、こうしてみるとほんと幼い…

■童磨もほんっと不気味でよかった
ホラー…
怖い!あの優しい声音
甘く優しく無邪気さもある親しみやすい声音だけど、全てそう作っているだけのサイコパス
童磨戦はまだ続きますね…カナヲ伊之助がんばれええ…!

童磨の目、ほんときれいですね!
扇の動きも優雅で素敵
童磨って飽きっぽそうなのに武器はずっとあの扇なんですよね
扇が武器って珍しいけど剣術とかとは無縁の子だから?

■義勇さん!いままで序盤以外ほぼ活躍してこなかった沈黙の義勇さんの勇姿!
こんなシリアスなストーリーなのに、あの変な顔してる義勇さんたまらなくかわいかった
義勇さんて、猗窩座のことも理解しようっていう気持ちがないから猗窩座の様子がへんになってるとき、炭治郎と違って対処しか考えてない顔してるのが愛おしい
炭治郎はものすごく猗窩座の心を感じようとしているというか、その差すごいよね

戦闘シーンがとにかくかっこよかった
やっぱり炎と水は演出素敵よ!
義勇さんにあざが出る覚醒シーン綺麗…!!

■熊…リアル…
このご時世なのであの巨大熊恐ろしい…
(先日東北行ったとき現地の方ももう毎日(出没注意のニュース)ですよー言ってた)

炭治郎パパは弱そうなのに強いなあという子供のような感想です
妻は夫の死期を感じていると思いますが、ずっと明るくいた感じですよね
炭治郎ファミリーみんな尊い…みんな人相いい…

そういえば禰豆子ちゃんはちょっとしか出ないですね
次回もかな

■無限城の善逸はいつもの善逸じゃない…かっこよかった!!けどいつもの可愛くヘタレな善逸にはやくもどってほしい

兄弟弟子戦、悲しいよね
獪岳苦手だけど(悲鳴嶼さんの話聞いちゃうとさあ…!)善逸が兄弟子を尊敬してたエピソード好き…手紙書いてたんだね

あんたの心は不満しかなく幸福がこぼれてしまうよ、俺たちはあんたが好きなんだよ、届かないけど…みたいな善逸の思い、人生何回目なのってくらいいい言葉だと思う
善逸のこの話と、炭治郎が猗窩座に伝える、赤ちゃんのときお前も守られてたんだよの話ほんといい話
恋雪ちゃんが看病してもらって謝るシーンの、狛治が心で思ってることも好き
咳はとくに本人苦しいんだけど、まわりへの迷惑になるから申し訳ないんだよね…
恋雪ちゃんかわいい

このあたりは作者さまの想いなのかな、と感じます
ほんとそうだよね…

■第二章も楽しみです!
posted by イナ at 17:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする