音楽劇『ライムライト』感想その2
■保坂知寿さん オルソップ夫人 大家さんで元舞台関係者
石丸さんとの会話のテンポが好きすぎて
愛すべきうるさい大家さん
昔は電報をそれぞれの住人に届けてあげたりするんだね
シャーロック・ホームズの下宿シーンぽさもちょっと感じました
保坂さん、ただの大家さんじゃなくて実は元衣装さんだったの?!
長年の付き合いだったんかいってなりました
実はスターの頃のカルヴェロに片思いしてたらどうしようとか思ったけど、かなりろくでなしだったのでそんなこともないか
それにしても元四季のかたはワーワー騒いでてもセリフが綺麗だなあ…
■吉野圭吾さん ポスタント 劇場の支配人
吉野さん、カルヴェロの最後の演技を腕組みをして見ているシーンがものすごい男前すぎて目を奪われてしまいました
色々知ってる、ずっと一緒にやってきた人ですもんね
■クリエなので幕なしで、すぐ動かせるサイズのセットがほとんど
楽屋のメイク台だったり、テリーがずっと療養しているベッドだったり扉だったり
物語の始まりでテリーがガス自殺を図るので、ここでとても大事なガス栓まわりもちゃんと作ってありました
最初お薬を飲んで水を飲むための水道だと思ってたら水を飲む気配がなくてそのままコテンと寝ちゃったのであ、ガスだったんかいってなりましたね
■衣装はやっぱり何と言っても ヒロインのテリーがとっても素敵!
休養時のネグリジェ姿もレトロかわいいです
そしてスターになってからのプリマドンナの衣装もひとり目立ってきれい
テリースターになったんだな…て伝わってきます
ネヴィルの兵隊さんルックも芸術家ルックも時代がかってて素敵
■語られなかったような気がするんだけどテリーのお姉ちゃんはどうなったんだろう
「街を歩いていて病気になる」っていう表現が最初ピンと来なかったんだけど、要するに人からうつされる病気、娼婦で梅毒ってことなんですよね…
そういう暗喩をするのか…
■テリーとネヴィルの出会い
ネヴィルとのエピソードは本当に少女漫画のようでキュンキュンします!
音楽家を志す貧乏青年と
夢を諦めたバレリーナ
彼女がひっそりと働く文房具屋での出会い
ただテリーちゃん彼を応援したいからってお釣りを多く渡してあげるのはさすがにアウトよ…
それはあなたのお金じゃないよー!!
テリーここはあまり反省もしていないな…
楽譜を書く紙をちょっと多めに入れてあげるくらいならまだしも…(昔の文房具屋だから棚卸とか適当そうなイメージ)いやそれも横領ですが
自業自得とはいえばれてクビになり離れてしまいます
けれどもお互いが成功しつつある数年後にまた出会ってしまいます
運命の人なの?なふたり
これだとカルヴェロのが邪魔者みたいな設定じゃない…
ネヴィルが嫌なやつだったらいいんだけど、またいいやつなんです
全然嫌なやつじゃないんですよね…
テリーのことずっと好きでいてくれてるし
誰も悪くない三角関係
切ない
■カテコ
スタオベでした!
特にご挨拶はなし
仲良く手をつないではけるふたりがかわいい!
石丸さん投げキス2回も
1回目は遠くへバーンと投げるような感じ
2回目はおしゃれに小さくスマートに投げキスしたあと、両手お手ふり
これで終わりだよって感じ(笑)
ありがとうございました!!(笑)
■好きポイント
石丸さんの誕生日の公演だったので、足でピアノ弾く仲間の人がバースデーソング弾いてくれてました!
カルヴェロとテリーで歩く練習をするシーン
バランスを崩してふたりが倒れ込むところ!!!まんがじゃーん!!!てなります
先によろめいたのはテリーなんだけど、幻じゃなければ石丸さんのが早くたおれてかばうみたいな感じになってました?さすがに幻かもです