『ミュージカル ANASTASIA (アナスタシア)』2023年 感想その2
■ヴラド 大澄賢也さん (Wは石川禅さん)
ヴラドは作品の癒し!
癒やしのおじさまです
パリではヒゲもさっぱり
年長で、主人公カップルをからかいつつもあたたかく見守ってくれます
3人でアナスタシアになりすまそうぜ大作戦してるところ、ほんとに好きー楽しいー!
ずっとキャッキャしててほしい
リリーが記者対応してるとき記者のひとりからお金もらってなにかリークしてた!これ宝塚もしてたのかな?抜け目のない…こういうところが皇太后に嫌われるのね
■リリー 朝海ひかるさん (トリプルはマルシアさん・堀内敬子さん)
リリーのシーンは一転してギラギラガチャガチャしててよいね
ロシアからフランス来たなー感ある
リリーはたくさんお着換えあるし楽しそうな役!
仕事のストレスのはけぐちがちゃんとあってメンタルケア万全なすごいひと
でも自分ちにしらん家族集団(10人といったか10家族?って言ってた?)住んでてワインセラーで鶏飼われてたらほんとショックだよね
笑い話にするリリーすご…
ディミトリたちも貴族の屋敷を勝手にすみかにしてたもんね
たくましいよ庶民!
■マリア皇太后 麻実れいさん
麻実さん貫禄ー!皇太后さま!
お顔立ちが気品あってそして気難しい感じもあり
ぴったりですね
スピリチュアルな嫁とうまくいってない感じもリアル……(;'∀')
ラストのドレスだけ明るい色を選んでいて、長い喪が明けたんだね!と嬉しくなりました
■列車シーン
『アナスタシア』といえばパリへの列車の旅
逃避行でもあり自分を探す旅でもあり
車両のセットと背景映像がすごい
そのときフォーカスしたいアングルにぐるぐる動いて、背景も連動してて楽しい!(人によっては酔いそうです)
メインの3人だけでなく、ほかの乗客もいろんなドラマを抱えロシアを出ていくんだろうなあと感じます
追われる伯爵が素敵~
でも貴族であり知識人だからあの人きっと助からないわーって…
知識人殺すって別の作品でもみたけど、なんていうか国からいい遺伝子を排除してったら国力弱くならない?て不思議
それより反逆のが身近な脅威なのか…
■ロシアと全然違うパリ
リリーのシーンがまさにそれだし、バレエ観劇も
陸続きなのに全然違う
パリの開放的な雰囲気にみてるほうもホッとします
お洋服も着こまなくなって笑
あったかいのは良いよね
みんなもまわりもカラフルになって、目に入る変化が大きいです
地図映像もフランスについたらちゃんとフランス地図になってるのすごい
背景のおかげで移動の多い作品ですがとてもわかりやすいです
■バレエ
両サイドで観劇している皇太后やアーニャたちがメインなんだけど、中央のバレエシーンががちすぎて
物語を追わないとなのにバレエ見ないのもったいないー!どこを見たらいいのか…
ラストシーンのポーズすご!アクロバティックでした!!
■アナスタシアと認めてもらえないアーニャ
ほんとわからずやだ皇太后!!
でもこういう、自分があきらめたら終わり、あきらめるまで終わらない人探しは精神的にきついよね
お金目当てのふざけた偽物ばかり現れるんだし
幼女から成人しちゃうと面影ないかなー?
全然変わらない子もいますよね
■グレブがアーニャを殺そうとするシーン
その背景でまさに皇帝一家がグレブの父たちに殺されるシーンがシルエットで再現されています
シルエットでも恐ろしい
警備隊だったのに殺せって命令出るなんて怖すぎる
革命ってそれまでが一気にひっくり返ってしまうんだと感じます
グレブってこの任務失敗してこの後どうなるんだろう…
■最後のハッピーエンド、よい!!
橋の上はいろんなドラマがあるんでしょうね
ひとりの青年を追いかけてきたまるでプリンセスのようなドレスを着た少女の伝説が残るんだろうなあ
あれもしかして本当のプリンセスだったのかな?!そうかも、やっぱり生きてたのかも
って噂になるのかも
あのふたりは豪華ドレスを売ってお金にしないといけないと思うけど(;'∀')
でもブラドとリリーが当座の生活費カンパしてくれると思うし、たくましい二人だから幸せに地に足つけて生きていくんだろうなって希望のあるエンディングで好きです
■作中いちばんナイスなのはやはり無欲で実直な看護師さん(アーニャが持っていた宝石をネコババしない)
あとオルゴールを豆の缶詰と交換で売ってくれたひと(この食料不足感もロシア怖い……)
■敵のグレブがちょっとなあとかオルゴールと記憶戻るあたり(皇太后といるとき)に思うところはあるんですけどもうやっぱり曲がいいー!!
パレードの記憶が蘇るシーン(ディミトリといるとき)は感動する!
■ごあいさつはなしでカーテンコール
アンサンブルさんリトルアナスタシアとタッチしながら登場するのかわいかった
■2階席だったんだけど1列目に完全に前のめりの兄弟?がいてびっくり
手すりに両手載せてその上に顎乗っけるみたいな感じでずっとみてて、私は視線的に気にならない席だったけど近くにいたら注意するかも
オーブは傾斜あるし小柄な子だし気にならなかったのかもなー
2024年07月22日
2024年07月16日
『ミュージカル ANASTASIA (アナスタシア)』2023年 感想その1
『ミュージカル ANASTASIA (アナスタシア)』感想その1
東急シアターオーブ
2023年9月下旬観劇
12:30開演 15:25位終演でした
宝塚版とほぼいっしょでびっくり
歌詞もセリフも大体一緒でしたね
あまり本場演出からいじれないのかな
■すごく違和感ある『オルゴール』の流れは相変わらず(;'∀')
「壊れてる」とみんながいうのにアナスタシアのみ簡単にゼンマイ巻ける説明なし…宝塚はゼンマイすら巻いてなかった気もする
子供に与えたものだしそんなに複雑な作りでもなさそうだよね??
アナスタシアが鍵をペンダントにして持ってるたとかじゃだめなのかしら
■1幕ラストはアナスタシア一人
二人に呼ばれてるのに返事もしないでソロ曲バーンと歌い上げ
ここ宝塚だとたしかディミトリもいたよね
ラストに主役いないのは宝塚ではNGなのかしら
(ディミトリは本来主役ではないけど)
■リトルアナスタシアかわいいねー!気取ってダンスしてるところとかもうかわいい!
子役さんからぱっと木下アナスタシアにかわるのも舞台ならではの素敵さ
ダンスしながら目隠しのひとたちの間を通ったら変身してるの良い~
ここの初登場アナスタシアのピンクのドレスがかわいすぎる!
ラストの深紅も素敵だけど、このドレスキラキラでリカちゃんが着てそうなほんとかわいいドレスでした
そして楽しそうなダンスシーンね
ここがもう華やかで楽しそうなほど、のちの惨劇というかロシア革命の恐ろしさが際立ちます(ロシアは怖い…)
■アナスタシア(アーニャ) 木下晴香さん (Wは葵わかなさん)
やっぱり合いますよねこういう少女っぽい感じ
コンスタンツェ(『モーツァルト!』)とかジャスミン(『アラジン』)より彼女に合うイメージ
アラジンは実写のジャスミンの雰囲気がアダルトなのでちょっと声可憐すぎない?て思った
いろんな表情の木下さんがみられるので楽しい
酒井法子さんにお顔ちょっと似てるー小づくりで整っててかわいらしい
歌声がきれいかつ非常に明瞭なのでとても気持ちいい
地声歌唱が多いけど地声もとてもきれいなのうらやま
貴婦人教育受ける前の座り方がワイルド~
一幕は貧しい平民で着たきり
ベルトが男物ぽい?
ジャケットと合わない感じが貧しさと機能性を感じてよいなあ
些細な噂で疑われて呼び出し食らう国怖いわ…密告がはびこってるんだね…
バレエ観劇のときのドレスはリリーになんとかしてもらったのかまだダイヤモンドのお金残ってたのか
■ディミトリ 内海啓貴さん (トリプルは海宝直人さん・相葉裕樹さん)
青年!!声質も青年!
ちょっと生意気ですれててディミトリぽい~
内海さんマッスルでびっくり
アナスタシアがひとりで厳しい人生をたどってきて、はじめて心から信じられたのが貧しい詐欺師の青年というロマンチックさがたまりません
ふたりが信頼しあうシーン、オルゴールとダイヤを見せ合うところ
おたがい目を閉じさせてその掌に載せようとするんだけど、お互いすごい不審がる無邪気さのなさ(変な言い方)がいい
無邪気じゃロシア渡っていけないよね!ダイヤ出すときもまわりをうかがうよね
最後のシーンのディミトリの「微笑んだりするなよ」
言い方すごく好き!
いつかパレードで街に来ても、群衆に微笑んだりするなよ、それを見たら恋してしまうから、っていう、身分の差と別れを感じさせる、そして恋心の告白と、もうすごい素敵シーンです
言い方すごくかっこいい声でした
アーニャに台にされたトランクを何事もなかったように拾うのもちょっと面白い
葵さんアーニャだとトランクにのってもまだ身長差ありそう
かなり小柄ですよね
■グレブ 堂珍嘉邦さん (トリプルは田代万里生さん・海宝直人さん)
堂珍さんかっこいい~!
『ジャック・ザ・リッパー』もすごくかっこよかったので生でみられるの楽しみにしてました
お歌がグレブがいちばんバーン!!!て歌い上げる曲です
壮大でグレブの歌好きー!
宝塚版では帝国は「潰えた」
堂珍さんは「死に絶えた」って歌詞になってるかな?
宝塚版も思ったけど、彼はなんでこんなアーニャ好きなのか謎
一目惚れってことでいいの?としか言えない
呼び出しかけるシーンではアーニャを安心させようと陽気なダンス踊って見せてた(ツイスト?みたいな感じ)
軍服!彼だけ軍服から軍服に着替えて、さらに旅のコートも
二幕から冴えないのはスーツになっちゃうからかな
あと二幕グレブはほんとなにしにきたんだよ!てなるよ…
力演なわりにキャラが謎
ラストはまた軍服!ありがとう!
堂珍さん、グレブの暗めのメイクといい服装も暗めで、トラファ〇ガー・ローじゃーーーん!!!て見てて萌えました…
なんか眼力の強さとかくまっぽく見えるアイラインとかすごいロー感あったの
ローもかっこいいよね…
あれだけ長期連載の途中から人気キャラ出てくるのってコナンの安室さんとかもだけどすごいよね
東急シアターオーブ
2023年9月下旬観劇
12:30開演 15:25位終演でした
宝塚版とほぼいっしょでびっくり
歌詞もセリフも大体一緒でしたね
あまり本場演出からいじれないのかな
■すごく違和感ある『オルゴール』の流れは相変わらず(;'∀')
「壊れてる」とみんながいうのにアナスタシアのみ簡単にゼンマイ巻ける説明なし…宝塚はゼンマイすら巻いてなかった気もする
子供に与えたものだしそんなに複雑な作りでもなさそうだよね??
アナスタシアが鍵をペンダントにして持ってるたとかじゃだめなのかしら
■1幕ラストはアナスタシア一人
二人に呼ばれてるのに返事もしないでソロ曲バーンと歌い上げ
ここ宝塚だとたしかディミトリもいたよね
ラストに主役いないのは宝塚ではNGなのかしら
(ディミトリは本来主役ではないけど)
■リトルアナスタシアかわいいねー!気取ってダンスしてるところとかもうかわいい!
子役さんからぱっと木下アナスタシアにかわるのも舞台ならではの素敵さ
ダンスしながら目隠しのひとたちの間を通ったら変身してるの良い~
ここの初登場アナスタシアのピンクのドレスがかわいすぎる!
ラストの深紅も素敵だけど、このドレスキラキラでリカちゃんが着てそうなほんとかわいいドレスでした
そして楽しそうなダンスシーンね
ここがもう華やかで楽しそうなほど、のちの惨劇というかロシア革命の恐ろしさが際立ちます(ロシアは怖い…)
■アナスタシア(アーニャ) 木下晴香さん (Wは葵わかなさん)
やっぱり合いますよねこういう少女っぽい感じ
コンスタンツェ(『モーツァルト!』)とかジャスミン(『アラジン』)より彼女に合うイメージ
アラジンは実写のジャスミンの雰囲気がアダルトなのでちょっと声可憐すぎない?て思った
いろんな表情の木下さんがみられるので楽しい
酒井法子さんにお顔ちょっと似てるー小づくりで整っててかわいらしい
歌声がきれいかつ非常に明瞭なのでとても気持ちいい
地声歌唱が多いけど地声もとてもきれいなのうらやま
貴婦人教育受ける前の座り方がワイルド~
一幕は貧しい平民で着たきり
ベルトが男物ぽい?
ジャケットと合わない感じが貧しさと機能性を感じてよいなあ
些細な噂で疑われて呼び出し食らう国怖いわ…密告がはびこってるんだね…
バレエ観劇のときのドレスはリリーになんとかしてもらったのかまだダイヤモンドのお金残ってたのか
■ディミトリ 内海啓貴さん (トリプルは海宝直人さん・相葉裕樹さん)
青年!!声質も青年!
ちょっと生意気ですれててディミトリぽい~
内海さんマッスルでびっくり
アナスタシアがひとりで厳しい人生をたどってきて、はじめて心から信じられたのが貧しい詐欺師の青年というロマンチックさがたまりません
ふたりが信頼しあうシーン、オルゴールとダイヤを見せ合うところ
おたがい目を閉じさせてその掌に載せようとするんだけど、お互いすごい不審がる無邪気さのなさ(変な言い方)がいい
無邪気じゃロシア渡っていけないよね!ダイヤ出すときもまわりをうかがうよね
最後のシーンのディミトリの「微笑んだりするなよ」
言い方すごく好き!
いつかパレードで街に来ても、群衆に微笑んだりするなよ、それを見たら恋してしまうから、っていう、身分の差と別れを感じさせる、そして恋心の告白と、もうすごい素敵シーンです
言い方すごくかっこいい声でした
アーニャに台にされたトランクを何事もなかったように拾うのもちょっと面白い
葵さんアーニャだとトランクにのってもまだ身長差ありそう
かなり小柄ですよね
■グレブ 堂珍嘉邦さん (トリプルは田代万里生さん・海宝直人さん)
堂珍さんかっこいい~!
『ジャック・ザ・リッパー』もすごくかっこよかったので生でみられるの楽しみにしてました
お歌がグレブがいちばんバーン!!!て歌い上げる曲です
壮大でグレブの歌好きー!
宝塚版では帝国は「潰えた」
堂珍さんは「死に絶えた」って歌詞になってるかな?
宝塚版も思ったけど、彼はなんでこんなアーニャ好きなのか謎
一目惚れってことでいいの?としか言えない
呼び出しかけるシーンではアーニャを安心させようと陽気なダンス踊って見せてた(ツイスト?みたいな感じ)
軍服!彼だけ軍服から軍服に着替えて、さらに旅のコートも
二幕から冴えないのはスーツになっちゃうからかな
あと二幕グレブはほんとなにしにきたんだよ!てなるよ…
力演なわりにキャラが謎
ラストはまた軍服!ありがとう!
堂珍さん、グレブの暗めのメイクといい服装も暗めで、トラファ〇ガー・ローじゃーーーん!!!て見てて萌えました…
なんか眼力の強さとかくまっぽく見えるアイラインとかすごいロー感あったの
ローもかっこいいよね…
あれだけ長期連載の途中から人気キャラ出てくるのってコナンの安室さんとかもだけどすごいよね
2024年06月12日
ミュージカル『この世界の片隅に』感想その3
ミュージカル『この世界の片隅に』
日生劇場
2024年5月下旬観劇
感想その3(ラスト)
■二幕にて
周作さんとリン、浮気じゃなく結婚前の元カノだったー!!よかった信じてた!!
浮気の証拠?の帳面が同じものだから最近の話かと思ったけど…そうそうノート使い切らないか?
でもノート仕事に使ってる大事なものなのよね?
とりあえず持っておくくらいなもの?(警察手帳みたいな…)
ノートの使用頻度がわからないよ…
でもいいおつきあいだったようだし、リンさんの言い方もそういえば過去っぽかった
落ち着いて私
ただ気の良い近所のひとも、周作さんが遊女と結婚しなくてよかったーみたくは言うんだよね…
■周作さんが結婚前に、『リンがお嫁に来たときに』と買っていた茶碗を、これは彼女のものだから、と経緯は言わずに渡しに行くすずがすごい
なかなかできることじゃないし、お花見のときも周作がリンと顔を合わせたことに何も言わず
幼馴染にだけ怒りをこぼしたくらいか
でもこのもやもやと怒りで、流されるように結婚したけど周作さんに惹かれていると実感もできてるんですよね
周作さん本人はすずとリンの交流どう思ってるのかな
彼からしても終わった話だからそんな気まずくもないのかな?
周作とリン、桜の下で見つめあってお辞儀だけしてすれ違うの
いいねー
とても美しかった
■リンとすずの会話で
すず「子供できてなかった…(´・ω・`)」
リン「子供ほしいの?」
すず「そりゃ…子供産まないと 義務だし」
リン「お産で死ぬ人もいるよ?」
すず「男の人は命をかけて戦いに行く。私も命かけて跡継ぎの男の子産まないと」
リン「産んでも男じゃないかもよ?」
すず「跡継ぎの男の子産むまで産み続けないと」
リン「男の子でもできが良くないかもよ?」
すず「なら予備に何人か産まないと」
みたいな女子トーク
なかなかヘビーな(;´∀`)
予備っていった!よび!!
しかもそのあと
リン「でも子供いたらきっと楽しいよね
いらなかったら売れるし
売るなら女の子のほうが高く売れる」
みたいに続いたので、リンは孤児とか貧しい家で、女郎屋に売られたんだろうな…と察し
どんな環境でもすずにもらった着物を大事に持ってたの、せつない
すずのおばあちゃんはリンが座敷わらしじゃないの知っていて親切にしてくれたんだね
もしかしてお兄ちゃんも?と思うとそんな『鬼イチャン』じゃなさそうですね
出てこないけど鬼イチャンかっこいいイメージある(若いころの山本太郎さんみたいな)
■すずのお兄ちゃんの戦死
遺骨がなくて石送ってくるとかそんなことあるの?!
現地の石ってこと?!
嘘でもいいから髪とかのがいいのではと思ったけど兵隊さん短髪だよね
こぶし大の石を「…これお兄ちゃんの脳みそ?」て言ったり戦死を信じられずなんか家族で笑っちゃう感じ、リアルかも
『鬼イチャン』近所のごろつきで伝説の人っぽいからほんとに現地のどこかでたくましく生きてるかも、って思わせてくれる
■空襲シーン怖い
火の雨…
焼夷弾だけじゃなく時限爆弾も落としてたの?!
■一度に失った大事なもの2つ
は利き腕と、手をつないでいたはるみちゃんだったんだね
はるみちゃん…突然の死つらすぎる
ねだられてほんの少しの寄り道をしなければ
左手側で手をつないでたら
■いやしだったはるみちゃんもすみちゃんも…
そしてすずの妹のすみちゃん…
両親を一度に失って(お母さんは行方不明??)
あのにぎやかだった家にひとり
そして自分も体調を崩していって、ってどれほど恐怖かと思う
でもこの時点ではよくなるって思っているけど、みているほうは原爆症なのがわかってしまって、もう…
リンの側付きみたいな(大きくなったら遊女にさせられる?)子も亡くなったと知らされ
なんで?!肺炎て?!そんな急に?!
栄養状態が悪いからかな…
■すずは体調の悪い妹すみちゃんに見せるため左手で絵を描き始めます
左手の絵うますぎない?
あれはもっと下手な方がいいと思うの
『鬼イチャン冒険記』とか字までうまいし
■幼馴染哲くんとリンさんの生死
哲くん助かったの?え?
助かったよね?!
船は沈んだ?けど無事に帰ってきたんだよね
リンははっきりと語られなかったけど、やっぱり亡くなったのかな…
■けい子さんと和解?からのリンちゃんとの別れ、泣きすぎて辛かったです
このへんからずっと涙止まらず
ラストシーンも悲しいけど未来を感じさせてくれてすごくいい
客席もものすごい泣いてました
千秋楽近かったからリピーターも多かったと思うのですが
私の横の人カーテンコールのときもう全然違う話題連れの人としててビビったけど
切り替えはやすぎるって! ※ていうかカテコ中
カテコは時代にあわせてか地味に深々お辞儀?って感じでした
ご挨拶はなし
手をつないですずと周作さんがニコニコはけてくの幸せ!
カーテンコールにはるみちゃんがいない!
そっかラストに出てくる戦災孤児のかっこうなのね
宝塚なら通し役のはるみちゃんにまた着替えるだろうけど
はるみちゃんいなくてびっくりしちゃった
カテコではみんなにこやかで現代に帰ってきたなーと思います
■テーマ曲は何度も歌われるので、すごく頭に残ります
テーマ曲すごくいい!
最後、歌というより台詞で、この世界の片隅に 「あなたがいたこと」かな?で終わるの素敵な余韻
すずと周作さんと、新しく家族になった戦災孤児の子もまわりのひとも、生き残ったひとたちものすごい幸せになってくれ…
■学生限定割とか一部あったみたいです
こういうの学校で見せるといいですよね
若い人にもすごく響くと思う
でも私行った日満員じゃないかな?リピチケ売ってたのかなー
物販寄らずふらふらと、気づいたら劇場出てたわ
帰り寄ろうと思ってたのに
そしてなぜかキャトルでお買い物してたよね
■悪人の出てこないお芝居で、演者さんそれぞれぴったりでとても良かった
周作さんの両親すずの両親、親戚の人近所の人
みんな個性あって素敵でした
再演あったらまたみたいです!
■そして書き忘れてたけど
結婚した日、傘を新郎に渡して新郎が柿?をひっかけて取って渡してくれるあの初夜の風習なに?!かわいかった!
あと周作さんが急にすずに
「お前はほんとにこまいのう」
「?!」
「こまいからこまいって言ったんじゃ」
っていうシーンもすごく好きでした
(別にすずをけなしてるんじゃなくて、若く小柄な彼女に家を託して自分は出征しなければならないいろいろを考えていた周作さん)
日生劇場
2024年5月下旬観劇
感想その3(ラスト)
■二幕にて
周作さんとリン、浮気じゃなく結婚前の元カノだったー!!よかった信じてた!!
浮気の証拠?の帳面が同じものだから最近の話かと思ったけど…そうそうノート使い切らないか?
でもノート仕事に使ってる大事なものなのよね?
とりあえず持っておくくらいなもの?(警察手帳みたいな…)
ノートの使用頻度がわからないよ…
でもいいおつきあいだったようだし、リンさんの言い方もそういえば過去っぽかった
落ち着いて私
ただ気の良い近所のひとも、周作さんが遊女と結婚しなくてよかったーみたくは言うんだよね…
■周作さんが結婚前に、『リンがお嫁に来たときに』と買っていた茶碗を、これは彼女のものだから、と経緯は言わずに渡しに行くすずがすごい
なかなかできることじゃないし、お花見のときも周作がリンと顔を合わせたことに何も言わず
幼馴染にだけ怒りをこぼしたくらいか
でもこのもやもやと怒りで、流されるように結婚したけど周作さんに惹かれていると実感もできてるんですよね
周作さん本人はすずとリンの交流どう思ってるのかな
彼からしても終わった話だからそんな気まずくもないのかな?
周作とリン、桜の下で見つめあってお辞儀だけしてすれ違うの
いいねー
とても美しかった
■リンとすずの会話で
すず「子供できてなかった…(´・ω・`)」
リン「子供ほしいの?」
すず「そりゃ…子供産まないと 義務だし」
リン「お産で死ぬ人もいるよ?」
すず「男の人は命をかけて戦いに行く。私も命かけて跡継ぎの男の子産まないと」
リン「産んでも男じゃないかもよ?」
すず「跡継ぎの男の子産むまで産み続けないと」
リン「男の子でもできが良くないかもよ?」
すず「なら予備に何人か産まないと」
みたいな女子トーク
なかなかヘビーな(;´∀`)
予備っていった!よび!!
しかもそのあと
リン「でも子供いたらきっと楽しいよね
いらなかったら売れるし
売るなら女の子のほうが高く売れる」
みたいに続いたので、リンは孤児とか貧しい家で、女郎屋に売られたんだろうな…と察し
どんな環境でもすずにもらった着物を大事に持ってたの、せつない
すずのおばあちゃんはリンが座敷わらしじゃないの知っていて親切にしてくれたんだね
もしかしてお兄ちゃんも?と思うとそんな『鬼イチャン』じゃなさそうですね
出てこないけど鬼イチャンかっこいいイメージある(若いころの山本太郎さんみたいな)
■すずのお兄ちゃんの戦死
遺骨がなくて石送ってくるとかそんなことあるの?!
現地の石ってこと?!
嘘でもいいから髪とかのがいいのではと思ったけど兵隊さん短髪だよね
こぶし大の石を「…これお兄ちゃんの脳みそ?」て言ったり戦死を信じられずなんか家族で笑っちゃう感じ、リアルかも
『鬼イチャン』近所のごろつきで伝説の人っぽいからほんとに現地のどこかでたくましく生きてるかも、って思わせてくれる
■空襲シーン怖い
火の雨…
焼夷弾だけじゃなく時限爆弾も落としてたの?!
■一度に失った大事なもの2つ
は利き腕と、手をつないでいたはるみちゃんだったんだね
はるみちゃん…突然の死つらすぎる
ねだられてほんの少しの寄り道をしなければ
左手側で手をつないでたら
■いやしだったはるみちゃんもすみちゃんも…
そしてすずの妹のすみちゃん…
両親を一度に失って(お母さんは行方不明??)
あのにぎやかだった家にひとり
そして自分も体調を崩していって、ってどれほど恐怖かと思う
でもこの時点ではよくなるって思っているけど、みているほうは原爆症なのがわかってしまって、もう…
リンの側付きみたいな(大きくなったら遊女にさせられる?)子も亡くなったと知らされ
なんで?!肺炎て?!そんな急に?!
栄養状態が悪いからかな…
■すずは体調の悪い妹すみちゃんに見せるため左手で絵を描き始めます
左手の絵うますぎない?
あれはもっと下手な方がいいと思うの
『鬼イチャン冒険記』とか字までうまいし
■幼馴染哲くんとリンさんの生死
哲くん助かったの?え?
助かったよね?!
船は沈んだ?けど無事に帰ってきたんだよね
リンははっきりと語られなかったけど、やっぱり亡くなったのかな…
■けい子さんと和解?からのリンちゃんとの別れ、泣きすぎて辛かったです
このへんからずっと涙止まらず
ラストシーンも悲しいけど未来を感じさせてくれてすごくいい
客席もものすごい泣いてました
千秋楽近かったからリピーターも多かったと思うのですが
私の横の人カーテンコールのときもう全然違う話題連れの人としててビビったけど
切り替えはやすぎるって! ※ていうかカテコ中
カテコは時代にあわせてか地味に深々お辞儀?って感じでした
ご挨拶はなし
手をつないですずと周作さんがニコニコはけてくの幸せ!
カーテンコールにはるみちゃんがいない!
そっかラストに出てくる戦災孤児のかっこうなのね
宝塚なら通し役のはるみちゃんにまた着替えるだろうけど
はるみちゃんいなくてびっくりしちゃった
カテコではみんなにこやかで現代に帰ってきたなーと思います
■テーマ曲は何度も歌われるので、すごく頭に残ります
テーマ曲すごくいい!
最後、歌というより台詞で、この世界の片隅に 「あなたがいたこと」かな?で終わるの素敵な余韻
すずと周作さんと、新しく家族になった戦災孤児の子もまわりのひとも、生き残ったひとたちものすごい幸せになってくれ…
■学生限定割とか一部あったみたいです
こういうの学校で見せるといいですよね
若い人にもすごく響くと思う
でも私行った日満員じゃないかな?リピチケ売ってたのかなー
物販寄らずふらふらと、気づいたら劇場出てたわ
帰り寄ろうと思ってたのに
そしてなぜかキャトルでお買い物してたよね
■悪人の出てこないお芝居で、演者さんそれぞれぴったりでとても良かった
周作さんの両親すずの両親、親戚の人近所の人
みんな個性あって素敵でした
再演あったらまたみたいです!
■そして書き忘れてたけど
結婚した日、傘を新郎に渡して新郎が柿?をひっかけて取って渡してくれるあの初夜の風習なに?!かわいかった!
あと周作さんが急にすずに
「お前はほんとにこまいのう」
「?!」
「こまいからこまいって言ったんじゃ」
っていうシーンもすごく好きでした
(別にすずをけなしてるんじゃなくて、若く小柄な彼女に家を託して自分は出征しなければならないいろいろを考えていた周作さん)