2025年09月19日

映画 ゲキシネ感想 劇団新感線『バサラオ』(2025年7月)その2

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映画 ゲキシネ感想 
劇団新感線『バサラオ』
その2


2025年7月に映画館にて
※ネタばれあり

◆サキド りょうさん
りょうさんってこんなに声張るんだ!となぜか驚く
かっこよかったー!もののけ姫のエボシさまみたい
強いだけでなく女たちへの慈愛もあってすごく素敵なキャラクターでした
お万ごのみみたいだね、サキドごのみ

「女だが手強いぞ」、とカイリが彼女を評したとき、「強いに男も女もない」、とヒュウガが返すのなんか素敵
たしかに!
女性が強い作品でしたね

右腕のゴロウザとの絆もよかった


◆アキノ 西野七瀬さん
凛としてきれいー!
見せ場はのこぎりみたいに男の首をぎっこぎっこ切るシーンかな
ヒュウガやカイリのことも好みだったぽいけど面食いなわけではないらしい

まさかの公家出身
おてんばすぎるでしょ…
どうしてそうなった


◆ゴノミカド 古田新太さん
手柄を立てた武士より身内の公家を重用するとそうなるんだって…
という世の習い

にくたらしいしコロコロ態度かえるし裏切るし、でもにくめないおじちゃん帝
この時代ミカドも前線でるし武闘派じゃないとつとまらないようです
息子を自らの手でくだすのね
息子のこと毎回覚えてないのひどい


◆クスマ 村木よし子さん
クスマの立場を思うと切ないな
一番感情移入しやすい中間管理職のようなポジション
セリフ声がドス効いてるんだけど聞きやすい
報われてほしかった


◆キタタカ 粟根まことさん
衣装、たしかにナスカの地上絵柄だった!←衣装展のデザイナーさんコメントで気になってた
おもしろ

キタタカ、顔もわからない男を信用しすぎ説

そしてセリフ声がかっこいいイケオジ様

幕府にはやはり埋蔵金がある…!!!


◆タダノミヤ インディ高橋さん
コミカルで好き
コメディ担当だと思ってみてたらまさかストーリーにこんなに関わってくるとは
帝の実子だもんね


◆やっぱり登場人物紹介と仲間を集めて敵(幕府)を倒すぜ!のテンションの一幕楽しい!爽快!

2幕から裏切りや激しい戦いの末、死者がバンバン出るのでお話は盛り上がるけどせつないなあ


◆桜の木
殺害現場になりすぎの桜
そりゃ狂い咲くしか…!
桜を鎌倉から京都まで運ぶって大掛かりだねえ
舞台で観劇したらあの桜の大きさ、すごく綺麗だったろうなあ…!!
海外でもうけそうですバサラオ

◆合戦より山や森、室内の戦闘が多かったんですね
どこかで大勢戦ってるんでしょうけど

◆ヒュウガとカイリの対決
序盤の、ヒュウガ&カイリの紹介のようなエピソードこそがラストへの伏線だったとは
たしかにとりまきの女性に同郷の子がいる必要ってなかったし、すぐにそうとカイリが気づいたものね
実は大事なシーンだった…

◆生き残ったメインの人
カイリ(薬の副作用については謎)
サキドりょうさん(大怪我)
アキノ西野さん(失明)

ほかみんなお亡くなり…
惨憺たる死亡率!!!


◆ゲキシネさんへ…!!!
これだけは悲しすぎました
カテコ…!!カテコ……!!!


カテコ見せてくれないの!!??


画面真っ暗でエンドロールなんですよ
全部終わってから流してくれー
いやこれはもう観劇したかただけなんですね悲しい…

エンドロールのあとにボーナスでちょっとだけみせてくれました
なんて楽しそうなんだー!!
ヒュウガとカイリきゃっきゃしてるし西野さんクールに踊っててかわいすぎるしりょうさん笑顔だし
最後かわいいポーズしてるヒュウガ
全員でコンサートみたい
ここみたいよー!

や、でもヒュウガのあのお顔のあとバンと暗転してエンドロールなの、映像ならではのおしゃれ演出と思います!
これぞヒュウガの生き様!幕!!て感じ

それにしてもテーマ曲?ヒュウガの曲好きすぎるわ
日本人の魂に刺さるテンションぶち上げ曲ですね…!

初めて映画館とはいえ見た新感線作品ですが、これは好みすぎる…
初めてなのにこれ以上はないのではないかという恐怖を覚えてる…どうしよう…
※宝塚版の『阿修羅城の瞳』のが先に観劇してましてもちろん好きだけどバサラオのがストーリーは好み…

かれーちゃんの鬼のやつもゲキシネになるそうで!
来年かな?楽しみです💓💓
ラベル:新感線 ゲキシネ
posted by イナ at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | そのた・舞台観劇レポ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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