2025年07月13日

ミュージカル感想 その2 『二都物語』(2025年5月)



ミュージカル『二都物語』

2025年5月下旬観劇
明治座

感想その2



■ドファルジュ:橋本さとしさん
さとしさんかっこよすぎ!ほんとにかっこいいーー!!!
『モンテ・クリスト伯』とかやってほしい…
フランスの民衆すぎるー!!彫りが!深い!渋い!
恩人、妻、そして革命と板挟みの苦悩のお顔もほんと素敵でした…

■エヴレモンド侯爵:岡 幸二郎さん
貴族の悪役といえば岡さん…!
岡さんもかっこよすぎるー!
お貴族すぎるーーー!
白ちくわかつら似合いすぎ!!衣装も豪華!!
ちくわからみえる地毛もロン毛でかっこいいー!!お化粧してるのも貴族様すぎて良!

橋本さん岡さん、このお二人のビジュアルの説得力がフランス!!そしてフランス革命でした!!!
ここはパリ!フランス革命よ!!てなります

岡さん侯爵、馬車で人はねたあとちょっとだけやべ!て顔したような
でも生意気な平民にすぐ態度を変えた感じ
貴族の馬車が子供を殺したりお酒が落ちて割れてそれを平民が地面はいつくばって群がってすするの、フランス革命あるあるすぎる…
どの作品にも出てくるやつ!

浦井さんチャールズとの敵対シーンも素敵でした

■ジェリー・クランチャー:宮川 浩さん
宮川さん、私ほんとにいい意味で言ってるのですが宮川さん『スラムダンク』の鉄男にそっくりで好きなんです…
ちょっとまぶた重そうないかつい感じですかね?
宮川さんみると鉄男…!てときめきを止められない

■マダム・ドファルジュ:未来優希さん
未来さん素敵だったー!バーンとしたお声で迫力!!目力!

こんなに重要な役だったのかと驚き
民衆代表みたいな感じかと思ってました

この時代の女性は暇さえあれば編み物してるイメージあるよね(裁判の傍聴も編み物しながら見てるイメージ)

福井貴一さんに福井晶一さんと、ほんとに豪華ミュージカル!なキャストさんでした
宝塚OGさんもアンサンブルに出てて嬉しい
芳雄さんと酒場で遊んでる女の子やってたりしてオペラが忙しいです

アンサンブルさんがすごいたくさんの役をやってて忙しそう…!
ジャコバン派の感じ、悪夢…怖かった…

■歌強メンバーの中、正直歌うまとはいいにくい潤花ちゃんですが、ひいき目もあるとは思うけれど地声歌唱中心だったしよかったと思います
潤花ちゃんの落ち着いた声好き

■馬車にひかれ殺された子供のお父さんイケメン…



■終盤がもう怒涛の展開なんですよね

マダム・ドファルジュ役の未来さんの最期もな
夫にいさめられて復讐をやめてくれるかと思ったけど
止まらない革命と憎しみと復讐
死でしか彼女も終われないところまできてしまってました

いやでもチャールズは『仇の血縁』なだけでほんとに関係ないからね
息子でもないし
ましてその妻のルーシーと娘はもっと関係ないのよ
そんなこと通じないのよね怒りには…
誰かが死んで終わらせなくては、という結論になってしまう(「七代祟る」とかの言葉ももうすさまじいですね…七代はさすがに長すぎるよ!)

■シドニーとチャールズ、牢屋?にて
俺の言う通りに手紙書いて!て怖いわ(遺書書かされそうだよねあのシチュエーション…)
チャールズ「なんの話だ」「あのときってなんだ」みたいに文面にツッコミ入れながら書いてるのちょっとだけ笑える
非常時なのにここのやりとりくすっときます
チャールズとシドニーもっとこうなる前に仲の良いシーン欲しかった…

■入れ替わるためストールを外してチャールズに巻かないといけないのに、ためらった末に自分にギュッと巻き直したところあたりからもう…
シドニーがルーシーにもらった愛と優しさの証だもんこれだけは最後まで持ってたかったんだよね…
何年大事にしてるの…進撃の巨人のミカサのマフラーのエピソード彷彿
ミカサもけなげな子なんだよぉ…けなげ最高 けなげ報われてほしい

■大部屋に移される→処刑に呼ばれるまでの待合室
ってことか…
なんで個室から大部屋に?て少し不思議でした(裁判の関係かと思った。そんなきちんと法治国家ではないけども)

■大部屋(待合室)にて
ほかにも死刑囚たちがいて、ぽつぽつ離れて座ってます
暗く冷たく静かな時間が流れてる様子が伝わります

貴族の母親と娘
さいごまで優しく娘をいたわる上品そうなお母さん…逃げ遅れたのか…
髪をなでる手つきが貴族っぽい

同じ死刑判決を受けたお針子ちゃんがシドニーを貴族と思って問いつめようとしたのをきっかけに、替え玉がばれ、ふたりはつかのま秘密と運命を共有します

シドニーとお針子ちゃんの最後の時間たまらない…オペラが霞んで見えない…

番号呼ばれないで…て祈る気持ち(順に呼ばれてどんどん人が減る…)

■お針子ちゃん、裁判のときから気になってたよ
お針子が貴族と組んで陰謀企んだ罪て!どうかしてるよフランス革命…
ただ貴族のドレスを請け負って仕立ててただけの平民ですよ
でももう迫る死は止められない

■最後まで手を握っていて
最後まで手を握ってるよ

そしてお別れのキス(おでこ)

互いを神様がつかわしたひと、というのも
神様助けてあげて…

お針子ちゃんを見送り、ついにシドニーの番がくる

ギロチンへの階段を上がり、シドニーのお歌で幕
私の席だとギロチンの柱しか見えなくて
刃はあったのかな?二本の柱だけでギロチンを表してたのかな
ここもライティング綺麗で神々しいシドニーでした

ギロチン自体は人道的だと思うのですが、そこに自力で歩いて刃の下に頭を下げるまでが怖すぎる(観衆いるのも嫌)のでどうか眠らされている間に執行して欲しいです…

ストーリー知らなかったら、え、ほんとに死んじゃうの??て混乱してしまうバッドエンドだよね…ハリウッド映画だったら助けが来そう

■ん?てなったところ
・あれ、シドニーとチャールズ、ふたりはそっくりって設定なかったでしたっけ
だから替え玉できたんじゃなかったっけ?
劇中とくに似てるって話はなかったような

・代筆させたのはなぜ?
このシーン動揺してたのであとからあれ?と思ったんですが どうしてシドニー自身書かなかったんだろう
シドニー字書けるよね?
ダーニーの作業中襲うため?

・シドニーのことでいっぱいいっぱいなので、くすっとくる銀行家さんのラブシーンはいま?!てなります
いや銀行家さんもルーシーのおつき?のひとも好きなんだけども!
シドニーがもう処刑寸前なんだよ…まじで…

■チャールズたちの脱出がバタバタしてて、みんなとりあえずイギリス戻ってからシドニーのことたくさん思い出して弔ってほしい…
小さなルーシーもいつかシドニーのしたことがわかって、たくさん悲しんで感謝するんだろうな…

静かに深くひとりの女性を愛した男性の物語でした

タイタニック号の事故でも、自分の助かる権利を譲った人がいましたよね(子供がいるかたに譲ったような)
魂が美しすぎます…


■スタオベ!でした!
子役ちゃんもにこにこ
夜の部だったんですけど、ぎり出ていい時間だったのかな?
posted by イナ at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | そのた・舞台観劇レポ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック