2023年11月29日
宝塚月組 『フリューゲル』 『万華鏡百景色』 東京千秋楽ライビュ感想 その3
宝塚月組ライビュ感想その3
東京詞華集(トウキョウアンソロジー)
『万華鏡百景色(ばんかきょうひゃくげしき)』
ショーですよ…
タイトルの時点で感じてたんですよ…
こだわりの強さというか、オタク味を!!
万華鏡をまんげきょうと読まずばんかきょうとごり押ししてくるしね(『フリューゲル』で齋藤先生ちょっといじってるし)
期待以上に作りこんだ世界観、魅力的で退廃的ですごいよかったーーーー!!!!
冠ついてないのに新調多い気がするし衣装豪華でしたよね
アク強くて着回しにくそうなのばかりだし
いやーれいこさん主演ショーで一番好きです!!
これも生で見たかったなーー!
冒頭の花火師の兄ちゃんれいこさん、最高すぎる
かっこいい。ただかっこいい
あの衣装と髪型ものすごくかっこいい
もうゲームキャラ!!!
貧乏な長屋暮らしにも花火師にも見えませんが、花火師兄ちゃんなんです
そんなCGみたいな美形がド派手な衣装着て「絶景かな 絶景かな」て歌うめでたさとやばさ伝われ…
花火師というとトラウマまんがの『サイコメトラーEIJI』を思い出してしまうのですが(大好き漫画ですがこのエピソードだけはよほど気合入れないと読み返せない)
花火師は花魁と恋に落ちますが、花火のかわりに彼女に万華鏡をプレゼントします
「ふたりで並んで花火をみたい」というささやかな、けれど難しい花魁の願いを、彼は叶えてあげることはできなかったのです
そして花魁は身請けされ…
というせつないスタート
万華鏡と輪廻転生がテーマなのかな
結ばれなかったふたりは時代をかえて何度もめぐりあうストーリーになってます
けどこれ最後までみたんだけど結局だめなまま?
最後の方あまり考えてみてなくて(みんな素敵でね…)
結局このふたりがどうなったかわかんなかったんだけど
カラスのあたりからわからない!
死神カラスはれいこさんの魂なの??
鹿鳴館みたいな社交界で出会う外国の将校さんと日本のお嬢様
将校さんあんなに素敵なのに電波なこと言い出すわーと思ってみてしまいました
蝶々夫人みたいですね
好き合っていたけど結ばれず(彼が帰国した模様)
雑多な闇市の街のシーンも好き
まわりのみんなもいい味出してる
ごろつき警官ゆのちゃんよい
れいこさん闇市のドンでみつきちゃん娼婦の設定と知りびっくり
博徒?山師?と中国人スパイだと思ってました
李香蘭みたいな
ここのれいこさんの衣装も好きすぎる…
ナディアもとんちきだけどこれが一番とんちきですよね
とんちきなかっこもお似合いな美形のポテンシャルヤバイです
付喪神
花火師の万華鏡は年月を経て付喪神が宿ります
付喪神ちなつさんがストーリーテラーみたいにちょこちょこ出てくる
最後の持ち主は子供だったけどあれもみつきちゃんの魂なのかな
男女逆になるときや同性同士になるときもあったりするのかなあ
親と子とか
地獄変
地獄変大好き!!!
ちなつさんが絵師良秀でれんこんが大殿
どちらもすごいーーー
迫力ーーーーー!!
もう一本の作品みたかのような
地獄変好きなんですよね
ただただ娘がかわいそうなんですけど
お殿様も不気味すぎて
なんで?て思うけど今より人の命が軽い(とくに女性だし)時代だしと思うしかないのか
ちなつさんは最初は喫茶店で執筆に悩む青年芥川龍之介、途中から自分の作品の世界に没入して絵師・良秀になっていくのですがどちらも鬼気迫りすぎてて
あと和服良いーー!
「見ずには描けぬ!」を連呼するシーンとか怖かった
炎の演出も赤い大きな布がぐわんぐわん波打ってて
車は奥にあってあまりうつらなかったけど姫誰でした?(あましさんかな??)
地獄変読み返したくなった!
銀座
ほのぼのする!いろっちかわいいなあ
ここすごい平和
このへんかられいこ&みつきのめぐり合いストーリーすっかり忘れてみてました
選曲も宝塚では珍しいテイストが多くて面白かった
渋谷のカラス
トートみたいなれいこさん!
客席おり~!
れいこさんとれんこんカメラに向かって楽しそうなのかわいすぎる
ライビュ・配信組へサービスありがとうございます!の気持ち
フィナーレの衣装もすごい素敵だったー
みつきちゃん花魁アレンジの髪かざりかわいいなー
トップ白、娘トップと二番手黒羽って珍しい気がする
テーマあるショーというと最近だとジャガビーもすごく良かったけど万華鏡、素晴らしかったです!
れいこさんのご挨拶
休演や代役公演もあり、やり続けることが困難だった公演で、千秋楽をむかえ本当にほっとされたようでした
インフル今年は流行はやかったし客席おりもあったし、一度組内に感染者出てしまうと大変なんでしょうね…
月組退団者のご挨拶みんな立派で
お花も素敵だしよかったなあ
月恒例ジャンプ・異動の発表や挨拶はなしでした
白紙になったのかな…
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