2021年08月15日

宝塚月組 『桜嵐記』感想その2

宝塚月組
ロマン・トラジック
『桜嵐記(おうらんき)』
感想その2

■楠木正儀(まさのり) 月城 かなとさん
ほんとにキャンプシーン大好きすぎて
目が足りません
戦で疲れてるだろうにみんなのおわんに雑炊よそってあげてていいやつですまさのり

れいこまさのりの髪型かわいいな
ふさふさポニテみたいな

バガボンドのときも思いましたけど本来はれいこさんって超絶美形でクールな感じなのに又八に続きまたお調子者キャラがなぜまわってくるのか(笑)
「戦場はわいの遊び場じゃー!!」
ってプロゴルファー猿みたいなこと叫んでるしwwもうwww
とか思ってたけれどまさのり好き!

「…水、どう?」
でナンパしようとするアホさがたまらないかわいさ

でも弁内侍(べんのないし)ちゃんは長兄のほうといい感じなので退散してあげるんだけど(末っ子は空気を読む)
去り際の笑顔イケメン!!

正直長兄がもののふすぎて共感できないのでまさのりが一番考え方がわかる気がします
なんのほうびもなく命かけて当たり前って俺らをなんだと思ってるんや、てほんとそう
だったら尊氏のところにいって手柄たてて評価もらうほうが戦う甲斐があるよね…
忠義ってなんなんだろう…

長兄との別れ、まさのりの涙がほんとに綺麗でした
兄の最後の願いを「しょうがないのう!!」
そして
「さらば!」
で潔く背を向けて生きていく
まさのり…!!


■楠木正時 鳳月 杏さん
この子だけ普通に読みやすいまさときさん
次男

ちなつさんかっこいいよー!
戦場クッキング大好き…!

正時は妻が待っているから先に自宅に行かせるとか演出が自然ですよね
三男が二番手だからこういう出番の調整って難しそうだなと思うんですが兄弟みんなキャラたってるしでもちゃんとれいこさんが二番手ってわかるしうまいなあと感じました

さくせんは『いのちだいじに』
なのにゆりの「生きて」と言う願いに約束はしてないんだよね
実は長男と同じかそれ以上に戦況を把握してたとかだったらもえます

さくら「汚い汁!捨てる!」
ちなつ「出汁だからぁー!!('Д')」
…なごむ…!!
次男と道中一番接点あったんじゃ?とか想像してます
お世話焼いてあげてそう

平和な時代だったら母親ともうまくやってくれて近隣の子供たちにも慕われかわいくって愛にあふれる妻を持つものすごい幸せ夫

歌少な目公演なので仕方ないけどちなつさん歌ってほしい~


■後村上天皇 暁 千星さん
ありちゃんが「武士は文句言わないで戦ってこいやー」な嫌なやつならこのわからずや!敵!!て思えるけど
ありちゃんもまた呪いに身動きがとれず苦しんでいるんですよね
個人的には戦いをやめたい
まさつらに生きてほしい
なのにもう帝の自分にもどうこにもできない大きな渦のなかにいるみたいな

話し方のゆったりとした上品さや、台詞は少ないけれど複雑な思いを秘めた表情など今までのありちゃんになかったキャラクターな気がします
『1789』のフェルゼンもちょっと近いのかな
あの頃のフレッシュ感からするといつの間にかありちゃん…大きくなってるなあ…
月の御曹司ですもんね


今日はいよいよ千秋楽!!
配信でみますー(´;▽;`)

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管理人 イダ 『妄想レポ』
ラベル:月組
posted by イナ at 12:35| Comment(0) | 宝塚・観劇レポ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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