2021年08月14日

宝塚月組 『桜嵐記』感想その1

ロマン・トラジック
『桜嵐記(おうらんき)』
感想その1


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ポスターも素敵です…!

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劇場柱の掲示
公演デザート復活はいつになるのかな(´;ω;`)


■とにかく舞台の色彩が美しい~~(´;▽;`)!
ライビュ画面だとやっぱり奥行きがないので改めて演出や照明の妙技を感じました

吉野の桜のシーンや最後の戦いのたまきちが出てくる真っ赤なシーンとか
いやー美しい世界ーーー!!てなる
最後の最後が出陣式と言うのもすごくいい

素晴らしい退団作品だと思います
よかったねたまさく……!

■たまきち死のシーン、回り舞台から庵のセットが出てくる音が大きい!
あれは気になるなー!どうにもなんないんですかね…


■楠木正行(まさつら) 珠城 りょうさん
もののふ!!
尊氏が惜しむのもわかる傑物だよー
尊氏はルックスも重視してたみたいだけど…え尊氏ってイケメン好きなの?

もののふなので本音をなかなか言ってくれなくてもどかしい…!
残りの時間を好いたおなごに使わせろ、という最後の弟へのわがままがたまりません…

もう最初から南朝は負けるし正行も戦死するってわかってるのにこのせつなさ
自分はすぐに死ぬ身だから家族をなくし苦しんだあなたをまた苦しめる
だから妻にはもらえないってこんなフラれかたしてあきらめられないよね…
劇場みんなチャンになるわ…惚れるわ…

ありちゃん天皇との会話もなー
ひとこともうらみごと言わないんだもの
幼友達なのがまたせつないよ

増援きたときけっこう元気になりましたよね?!
「なんたる僥倖!!(*@∀@*)ガバッ」もうちょっと生きてよー(´;■;`)なんか生きられそうだよー

どうして読みがまさゆきじゃなくてまさつらってわかってるんですかね?まさのりもだけど読めないよ……
ひらがなで残ってる文献があるのかな


■弁内侍(べんのないし) 美園 さくらさん
さくらちゃんはツンツンした子からラブラブへの変化がかわいい
復讐のためだけに生きていた捨て鉢な彼女がその後長生きして変わる時代を見守ってきたんだなあというラスト
正行との短い出会いで人生が変わったんですよね

さくらちゃんは泣き方がきれい
ポロポロ涙をこぼしてもまったく崩れないお化粧すごい

何か聞かれて返事するときの「は…(高音)」はあれなんなんだろう
公家っ子だから?ちょっとツボにはいります

衣装がみんなかわいい!
和より洋のイメージのジェンヌさんだけど弁内侍はその激しさや気位の高さがよく似合っててはまり役だと思いました
話が進むと悲しいからずっと森でみんなでキャンプのシーン見てたい…


■楠木正儀(まさのり) 光月 るうさん
■弁内侍 夏月 都さん

なんかお顔がしっくりくる!
れいこさんからるうさん
さくらちゃんから都さん
似てるような

風間 柚乃さん新公るうさんの役なんだ!
語り部の大事な役だけど実質新公卒業扱いなのかな(コロナ禍でいろいろずれたけど主演二回?退団作品だし主演するかと思ってました)

生き残ったふたりが再会してあの頃の話をして…という構成になっているのでこのふたり(とジンベエ)が救いなんですよね
みててほっとします

正儀のもっとはやくに会いに行けたのにこんなに遅くなってしまった
というのもわかるような


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管理人 イダ 『妄想レポ』
ラベル:月組
posted by イナ at 15:23| Comment(0) | 宝塚・観劇レポ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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