2017年09月09日

映画感想 『SCOOP!』

 この映画自体が12禁ではありますが、全編に下ネタがちりばめられておりお上品な作品ではないです。
なので、というわけでもないですが感想もあれな感じです。

■あらすじ
 借金まみれの中年パパラッチが、週刊誌の新人記者と無理やりコンビ組まされることになってバタバタする話。
芸能人のゴシップを漁ってばかりだが、ある凶悪犯の写真を撮るミッションに挑むことになり?



以下ネタばれです。

■個人的には好き!な作品でした。面白かったです。
とくに前半。後半はええーこういう感じすかー、てびっくり。
前半のゲスにきゃっきゃしてるのが可愛かったんだけどなあ。松永でクライマックスだと弱いというのもあるのかな。松永事件好きなんだけど。

■都城 静(みやこのじょう しずか) - 福山雅治さん
 映画館で予告編みたときから、この髪型!!の福山さんかっこいいー!!てなってたんですけど。
名前がしずかちゃんとか…

 ちょっとね。萌えをぶっこみ過ぎて胃にもたれちゃうくらいの萌えキャラなんですよ。
マンガか!
みやこのじょうはいいとして(いやみやこのじょうもかわいいよ。地名だけど)。
名前が静で、仲いい人から静ちゃん、とか静御前、て呼ばれてるって…ちょ…

 大の男の人がかわいい名前なの大好物だこれーーーーーー!!!

 てなるよね。静ちゃんたまらん!!

 彼はかつてはスクープ連発のエースカメラマンだったんだけど、今は借金まみれで芸能人の尻追っかける中年パパラッチ。
という曇りが一切ないビジュアル…

 いや、福山さんはこれ以上ないほどちゃんとそういう男を演じているんだけど、ビジュアルが突き抜けすぎてて、このルックスで金に困るとかないわ…と思わされてしまう。
こんな中年いるかーーーー!!!

 かっこよすぎる。そして福山雅治すぎる。
ブランドとして確立しすぎちゃってて、観るほうがそれを外せない感じ…(木村拓哉さんとかもそうだよね)

 なにやってもプロモになってるよ…エンディングロールとかエンドレスで見てられるかわいさだよ……あんなにかわいいエンドロール、なにか賞あげてよ!(この映画リリーさんが賞取ってますね。納得)定点カメラで車に乗ってる福山&二階堂ふみちゃんがいろいろやってるのをただ流してるの。ふみちゃんにイタズラして、きゃっきゃ笑ってるんだよ……泣けるくらいかわいいわ。

いやでも悪ぶってるましゃかわいいかわいい、全編通して萌えさせていただきました。

いい歳こいて「吊り橋効果(だからしょうがない)!!」て言って急に迫るの面白かった。
吊り橋効果便利な言葉だなあ✨

■ロバート・キャパに憧れて
 カメラ始めたんだ。

 という独白に、死亡フラグたててきたwwとおかしがってたらまさかの。まさかの……

 宝塚ファンにも非常に知名度のあるロバート・キャパさん。
映画にも出てきた、あの有名な崩れ落ちる兵士の写真はヤラセだったような。

■行川 野火(なめかわ のび) - 二階堂ふみさん
 新人記者。
デスクに戻って即スマホいじりだす若者っぷり。

 ほっそいスキニージーンズ姿、目が大きくておどおどしてるシーンとかかわいすぎた。
頼りない彼女が記者として成長していく若い姿が、静との対比で鮮やかでした。とんでもルーキー!

 お腐りパンを気づかずおいしそうに食べていたので、コンビニパンは一週間くらい平気で持つのかも…と恐怖させられる。

 こんな仕事最低最低言ってたのにふいに最高って言っちゃったときの静と見つめ合っての間、のシーンがすごく良かった。
夢中になってて気づかなかったけど我に返ると近い近い!!とか少女マンガーーーー!!

 ダメなところもいっぱい知ってるのに、静にどんどん惹かれちゃうのはもう仕方ない。

■横川 定子(よこかわ さだこ) - 吉田羊さん
週刊誌副編集長。
もう吉田羊さんのイメージまんま。
小気味いいいい女でした。
雑誌社とかもすごい男社会なんでしょうねえ…

頭にさしてるのはほんとのペンなのかペン型ヘアクリップなのか…

静の元カノ的なにおいは序盤からしてたけど、後半のいちゃいちゃシーンが…素敵すぎて…(ベランダのシーン)
今カノ?追い出しての(追い出してはないけど)いちゃいちゃ!!にすんなり応じる静ちゃん……
もうすこしで野火とセックスできたのに、て言ってたのにあの後 即定子とヤっちゃってんだなーっていう。

こんないい女と今もねんごろなのに、変な風俗控えてほしいv

ふたりが暴れてスクープ撮ってた時代とか見たいわ。

■チャラ源(ちゃらげん) - リリー・フランキーさん
 『そして父になる』からの共演なんだね。
大違いの間柄だけども。

 ジャンキー情報屋。静とは昔なじみの悪友であり、恩人。元ボクサーらしい。格闘技の心得あるひとが素人に力ふるっちゃダメだよー……

終盤の絶句な展開…
許さん…チャラ許さん……

そして、クスリ、ダメ、絶対。

 大きな恩義があり、チャラを大事にしている静。はやく手を切れとその関係に不快感を示す定子。
チャラ源も、俺のことなんか捨てていい、みたいに言うシーンがあって、家族に捨てられたチャラもそりゃかわいそうなんだけどさ。

 娘さんは助かってよかったけど、義父と母を父親に殺されて、人質にされたところを助けてくれた男も父に殺されて、残された娘さん壮絶すぎるよ…

■馬場 - 滝藤賢一さん
 副編集長。
ゴシップを撮ったのに、その子はうちでグラビア出てる子だからその記事ボツ!とか言い出して嫌なヤツという第一印象。
過去に静とタッグ組んでたとわかり(えっ、静 定子とも組んでたし馬場とも組んでたの?と思ったら、「ヤリ○ンだから」誰とでも相棒になるって言ってて笑う)、彼にもいろいろあって映画終わるころには誰より好きになっちゃう。

 仕事辞めないでくれてよかった…

■パパラッチされる人々
いろんな手段で(手段を問わず)パパラッチされまくる人々。
斎藤工さんや久保田悠来さんも出てるー久保田さんもうちょっとアップ下さい。
カーチェイスとかはさすがにやりすぎでやっぱりマンガぽい演出なのかな。

 スクープのたびに雑誌の部数が上がって喜ぶ編集部のみなさんのテンションが好き。
記事を読んでもらってこそのモチベだよね。
最近は漫画雑誌もグラビア勢いがすごいので漫画界もこんな感じなのかな……

■松永事件
胸糞悪い連続殺人事件の犯人の写真を撮ろうミッション。
犯人の写真が卒業写真しかなくて、なんとかして今の顔が欲しい、民衆も殺人鬼の顔が見たい。
現場検証?で警察にガードされながらシャバに一瞬出てくるのを必死に撮ろうとします。
松永をすごい人数でガードしてるの、なんか不思議な感じ。
逃亡防止もあるだろうけど、こんな犯人の人権も守らないといけないんだなあ。

この殺人鬼の子、キャスト誰かわかんないんだけど、陰ーーな、いい顔してた。
殺人鬼ぽいー!

この写真を撮る方法も、シリアスな場面なのにマンガちっくで笑う。
ドローンで撮ればいいのに、という疑問をちゃんとつぶしてくる脚本。空港近くは飛ばしちゃいけないんですね。



セクシーシーンについて

■冒頭で静ちゃんとやってるプロのおねーさん
 すごい声かわいかった。
ちらっとしか映らないけどスタイルもすごく良さそう。
あえぎ声と花火がコラボしてて面白い始まり。

■チャラ源とした悪い遊び
 ひっかけたおねーちゃんを全裸でプールに突き落とした事件がとても気になる。
「あれは悪いな」「ひどいな」ってほんと何したんだ。

■あれはない……!!な野火ちゃんのエッチシーン
 おそらく二階堂ふみちゃんが露出NGなんだと思うのですが、二階堂さんのギリギリ許容なとこ(足と谷間)まで迫ってのシーンだとは思うのですが(そういえばまわされそうになったシーンも下着はつけてたね……)、あれはない…
あれを流すより朝チュンでいいよ!と思いました。

下着つけてたので、前戯的なシーンだと思ってみてたら、どうも違う。
でもがっちり下着(上下)つけてる。
あれじゃ静ちゃんが着エロ大好きな人みたいじゃないか……………😵

すごいわけわかんないシーンなのでむしろ面白い。

朝、静ちゃんのパジャマの上だけ着て寝てるというベッタベタなことするんだから、もうここからでいいのに…と思いました。








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ラベル:邦画
posted by イナ at 01:30| Comment(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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