2014年03月18日

『Endless SHOCK 2013』帝国劇場 2013/02/25、03/10 夜の部

■2013年SHOCK、行ってきましたー。2/25と3/10の感想です。

■今年のポスター好きです!。シンプル!。
劇場入り口には1000回公演を記念した(3月21日に1000回かな。おめでたいです!!)たれ幕が。
裏面は歴代のポスターがずらっと。なつかしい~。私は途中からだけど……2006くらいから?かな?。あまりに入場するお客さんが撮影するので、もぎりの係員さん達が列整理に大変そう。二階の踊り場から撮影している方も発見。高さ的にはこちらのがよく撮れるのかも。
 基本ポスターは毎度無表情ですね。ショーなんだし明るいものがあってもいいのになー。


 以下、変更点中心に感想です。

■車に乗ったーーー!。ついにあの空飛ぶ車に本人が乗れました!。一番の感想はこれかも……。
 いつもは空中浮遊する車を下から操作してる風のイリュージョンだったのに、本人もすっと乗り込んだのでびっくり。乗り方がまた車の乗り方じゃなくていかすv。波止場の裕次郎さんポーズv。
二人分の体重にも耐えられるのかー・・・。
エンジンとか抜いてるにしても車だって重いだろうし(車自体は本物ですよね?)、ふたりで乗ってなおあの挙動・・・いまさらだけどすごいなあ。イリュージョン。

■MA……というか町田くん今回出ないのですね……、寂しい。せっかくヤラくんがライバル役で戻ってきたのにね。町田くんは黒木瞳さんの舞台に出るし、舞台畑で頑張ってほしいです!。

■そんなで、ヒロインも仲間たちも年齢が下がりました。
 ふぉーゆーは四人組なんだけど、うちふたりが幼なじみ枠に昇格。辰巳くんと福ちゃん。このふたりはどう選抜されたんだろう。松崎くんだとお笑い枠だからダメだったのかなとか考えてしまった。いじられキャラだよね松崎くん……v。

■衣装が変わった!。セットと衣装が大幅にリニューアルです。
 ショーの中の白スーツ、合戦時の鎧……、セメタリー風のところも刺繍入りドレスシャツみたいになったような。あとリチャードも!。
 白スーツは裾がドレスみたいにひらひらです。宝塚っぽい!。
 鎧は黒金赤という黄金比率の色あい・・・マントじゃないんだけど、ロングトレンチみたいにすそが長くて、炎をかたどって黒に赤がまじってます。かっこいい。
最後階段落ちのときはなかったんだけど、落下にじゃまなのかなー。いつ取ったのかわからなかった。鎧も純日本風じゃなくて(あえて言うと中国風?)かなり印象変わりました。
←確認したら、敵の人がやっつけられるときにびりっとすそだけひっぺがしてました。階段落ちのちょっと前なので、やっぱり邪魔なのかと。

■オーナーが植草さんから前田びばりさんに。才能とか実績とかが、
コウイチ>植草オーナー
コウイチ=前田オーナー
 の関係になりました。(セリフ等も変更されてそう見て取れる感じ)

 一度はトップスターとなりイケイケだった前田オーナーは、過去の自分を見るようにコウイチを心配している、という構図になり、コウイチもちゃんと終始尊敬していてとってもいいと思います。
 植草オーナーはなんかオンで実績をあげられず、言い訳つけてオフにひっこんじゃった、みたいにコウイチがなじるシーンがあったので、師弟関係というには弱かったような。あんたは逃げただろ!俺は違う!みたいに。植草オーナーもすごく人間としてまだ葛藤ある状態だったし。

 前田オーナーとコウイチの関係がある意味安定していて(衝突やゆるぎがない)ここに重点をおかず、コウイチとヤラのパイプが強化されたのは個人的にはすごく嬉しい。悪夢もオーナーよりヤラが見ているほうが自然だしね。
 オーナー役は、関ジャニの大倉くんが演じたときに大倉くんのために出番を多くされ、その後植草さん先輩格が引き継いだ形なんだけど、本来はワキだからなあ。
 前田さんは要所はでるけどかなり出番おさえめで、新しいオーナー像となりそう。期待です。
 あと、コウイチの天狗っぷりにも言及されたのが嬉しい。そうなの、結局はコウイチもテンパってるし傲慢な、ひとりの若者なんですよね。

■ただまだ始まって日が浅いのと、オーナーが事務所の先輩という気安い関係ではないのでv、アドリブは少ないです。前田さんは三枚目ではないし。

■屋上にて
2/25「そんなあなたがす て き ・・・v」
 と、手すりに置いていたコウイチの手の上に手を重ねる前田さん。ものすごい力らしく、コウイチが必死で腕を引こうとしても動かない。「あらごめんなさい」とどかしてくれました。3/10も同じ感じ。

■びばりんご、びばりんぐ、びばりーひるずこっぷ、の流れで、
リングを欲しがるびばりさんに、

越岡くん「俺たちが買ってあげますよ」

松崎くん「あっちでフリマやってたよな!」
ふたり「なるべくねぎろうぜ!」

「あんたたち!」

■屋上の手すりに手をかけてたそがれているコウイチのマネ(松崎くん)
「にてるv」と誉められてました。

■屋上からの去り際、なぜか呼びかけあうふたり。

コウイチ「な、ふくちゃん!」
福ちゃん「こうちゃん!」
「ふくちゃん!」
「こうちゃん!」

最後に
「ふく!!」
「こ・・!う・・・」
「なんだそれ笑」

 こう!とは呼びにくいv

■公園の待ち合わせ時間
 せっかくの休日だから早く集まって遊ぼうぜ、という流れに、
コウイチ「俺は朝は態度悪いけどな~!」

当日はなぜか一番に到着したコウイチ。
「なんか起きられちゃったの」
起きられちゃったのか。

■同じく公園シーン
オーナーもヒョウ柄ストールとバッグで登場。カブっちゃって「いやん」て感じに体を隠すヤラくん。(服といいリングといい、ヤラはセンスない設定なんでしょうか。芸能人として問題あるよ!)

■公園で「おまえはどうしたい」とみんなの意見を聞くコウイチが松崎くんにだけ冷たいv。


■掃除のおばちゃん
2/25
 なにかで後頭部と江東区を聞き間違えた光一さん。
コウイチ「どこからきたの?」に千葉。
「江東区じゃないんだ……」
たぶんおばちゃんは後頭部って言ってたと思うんだよねー。

3/10
 今日も千葉から。
おばちゃんの「後頭部は大丈夫!」に「よかった……」また頭髪いじりv。

■コウイチ復活シーン
2/25、3/10とも、
登場のとき、袖から呼び止められているように感じで、
コウイチ「なんですか?」

コウイチ「いや、忙しいので……え?なんですか」

コウイチ「なになに……客席に…若い子がいたら…あなたのファンであることはまれである。うっさい!」
 お客さん笑い。

 そのあと出てきたふぉーゆーっ子に、

2/25「でもコウイチも年いってるよね……」とつっこまれてました。
コウイチ「心は永遠の15才さ!!」
ふぉーゆー「あ、身長はたしかにそのくらい……」
 に撃沈。その後なにか別のことでいじられたんだけど、「身長のことのほうがムカつく!」と床に転がって思い出しおむずがりでした。ふぉーゆーっ子の誰よりも小さい……のかな、たぶん。

3/10
年のことを言われ、
コウイチ「でも気持ちは5才のままだぜ!」
たぶん辰巳くん「5才って……こんな」
手で下のほうを指す。うん、そのくらいです。

3/10リカに抱きつかれ、
コウイチ「このあと、(ラブシーンになるので)若い子は目をつぶっていてください」

コウイチ「…………いませんね!」

 同じく、
復活して、「俺が入院してたとき、かわいい看護士さんとかいたのかなー」のあたりで、なぜかセリフに入らず小道具の電話をいじる光一さん。

 受話器をあげて、
「もしもし、あたしリカちゃんv……これわかる人は年が……」とリカちゃん電話ネタをしてました。てっきり怪談のほうのリカちゃんかと思ったv。コウイチお化けだし。

 気持ちは生後3ヶ月!に、
たぶん福ちゃん?「3ヶ月なら……まだ後頭部もはえる希望はあるよ!」
 頭髪ネタは今年も健在です。

■コウイチの復活に喜ぶ楽屋。
テンションあがると体が動いちゃう!と山本くんがバク宙(助走なしのやつ。すごい)。何度もやらされて、「もうこれ最後だからね!」と言いつつやってくれました。お猿さんのようだ……v。

■ソリタリ前
 小ボケ&パンチはなくなりました。あそこ毎回楽しかった……。前田オーナーは舞台に乱入したりしないので仕方ない。ただ、ここの曲は前の曲のが好きだったなー。あれは少年隊の曲?。

■そして大好きなソリタリ。今回もすばらしかったです。ソリタリをいろんなアングルでみたい。バックの子たちや男女別にダンサーズにも注目したい。目が足りない……。コウイチのよりまわりの衣装のが好き。黒スーツに赤手袋……!!。
 ついオペラ使ってしまうから、陣形とかちゃんと観られなくてあとから後悔。でもアップで観たいし……葛藤。

■リチャードがふたり……!!。ライバル役だけでなく、コウイチリチャードも見られるようになりました。
 ニ幕の始まりがかなり変更。オーナーがコウイチの悪夢を見ていたのが、ヤラの悪夢となりました。(今回のオーナーはそんな情緒不安定ではないv)。そもそも悪夢を見るのは罪悪感を持つヤラのが自然ですよね……。
 ここで新曲。デッドオアアライブーーー!!。セメタリーがなくなってしまった……。新曲もかっこいいんですが、セメタリ好きには悲しい。ただ新曲もセメタリ系ですけど。コウイチは年中ゾンビに囲まれていますね。
 低い男の人の声で繰り返されるデッドォァラーイ、の声がかっこいい。
 ゾンビふぉーゆーも素敵です。セメタリも新曲も甲乙つけがたい……そう思えるのってすごいことだよね。屋上の歌も新旧どちらも大好きです。

■ヤラ「ほんものの刀を自分が使うことだってできたはずだろ!!」
 ついにこの作品のタブーに触れちゃったよ……。これはヤラの独白なのでコウイチの回答はないんだけど。
 これに答えを出そうとすると、兄バカか、B Lか、ごめ俺テンパってたの!、しかない気がする。

 理屈をつけるなら、ジャパネスクは本来はハッピーエンドで終わるはずだった(勝つのはコウイチ・負けがヤラ)。コウイチがヤラを殺す役なので、そこに本物の凶器を使うのは危険なため真剣のほうをヤラに渡した。
 早めにヤラが殺られていれば無問題だけど、コウイチは真剣でも本来の殺陣のパフォーマンスをしろと強要(「つづけろぉぉ!!」と言ってますね。その後のシーンでいつも挑発してた、とも発言しているし)。結果わけわかんなくなったヤラが刺しちゃった。
 ヤラくん「おい誰か止めろよ!!(泣)」とか、もはや芝居してないけど。
 ショーマストゴーオンにもホドがあるという話。たぶん。

■ヤラくんが、幼少のときレッスンがつらくてひとりで屋上でよく泣いていた(どういう育ちなんだろうねこの人たちは……)。
 あるとき、雨の日なのにコウイチがひとりその屋上でダンスレッスンをしていたのを目にして、そのとき、あ、ついてけないな……て悟っちゃった、というエピソードが追加されました。せつない。けどこの感じはリアルかも……。
 自分はつらくて泣きに来てるのに、雨にも気づかず(かまわず)ひたすら上に向かうことだけ考えてる兄貴(分)。
 抜いてやる、って気持ちと、ついてけなかったら置いてかれる、って恐怖で、ヤラも気が休まらなかったんだろうなと。

■雨の中傘もささずに、病室を見上げるヤラと、傘持ってきてあげてる子(岸くん?)もせつない。ヤラもひとりぼっちじゃないのね。

■悪夢の中はシェイクスピアの世界です。
ふたりのリチャードいいですね!。胸ぐらつかむシーンがまた。
 未亡人のひとは今までは普通に退場してたはずだけど、今回からケタケタ笑って走り去るというホラー演出に。こっわー。狂ってしまったのかな……シェイクスピアはそんな女の人ばっかりだ……。

■太鼓シーンもかなりの変更。
リボンフライングも一種類になりました。
新曲・夢幻で、男性陣での雄々しいダンスナンバー。ちょっと中華ぽい。
振りが細かい!。なんかいろいろ動いている……大変そう。
 太鼓をはじめるまえ、ヤラと目をかわしてバチをがつんと合わせるところや、曲の終わり、互いに肩を組んで楽しそうに歩くところがすごくいいです。仲良しっていいな(;_;)。

■しかしヤラくんは死んだコウイチにすがるシーンがうわーん兄ちゃあん!て感じじゃなく、呆然……て演技なのでちょっと(個人的な好みとしては)物足りないです。うわーんのが好きv。
 そして辰巳くんのヘコみっぷりは、リアルに光一さんになにかあったのではと不安になるレベル……。のほーんとしている越岡くんと対照的v。

■2/25映像の不具合があり開始が五分ほど遅れました。
その後も中央スクリーンが映らないままでしたが、気にならなかったです。というか劇中は気づかなかったv。3/10で、ああここはこんな感じだったのね、とわかりましたが。
 最後のごあいさつでは、今年のカンパニーもとても素晴らしくて団結していること、一回一回をベストといえるよう、走っていきたい、という内容でした。
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