2014年03月17日

KinKiKids2012-2013 キンキコン 2012/12/31 東京ドーム

『KinKi Kids 2012-2013』
キンキキッズ
2012.12/31 東京ドーム

■そんなに15周年推しなの?とちょっとびっくり。ペンライトが15の形だったり、会場のセットも上から見ると花道が15になってたり。カウコンも15回目なんですね。
15周年おめでたいです!。

■今ツアーは大晦日のみの参戦となってしまいましたが、そのぶんフルで楽しむぞ!とみなぎる気合いでした。
 ただお席は良くなくて、メインビジョンがほぼ見られなかったのが残念。ここまでお客さん入れるの?!て驚く場所だけど、私よりさらに5メートル向こうくらいまで入れてるもんね・・。えぐれてるよ~。

■15周年ということで、かなり昔の曲も多かったイメージです。今までのアルバムから一曲ずつ歌って、あと冬曲や新曲、盛り上がる元気曲など、って感じの構成ですね。
 大好きな『スワンソング・Love is・・・雪白の月・薄荷キャンディ・愛のかたまり』が特に良かったーー。

■大がかりなセット。大がかりすぎるセット。そこまで動くの?!と驚愕の稼働式でした。
 もうビルの土台みたいでしたよ・・・ムービングステージって規模じゃなく、ムービングビル・ムービングやぐらでした。
 最近気づいたんだけど、私セット大好きなんですよね。大きな会場は音が良くないとかよく見えないとか、もちろんそうなんだけど、でもセットすごいじゃん!すごいの出てくるじゃん!っていう楽しみが大きくて。特効とか、炎とか、ライトとか、見せる技術に感動します。
 今回のセットも、あれが動くってところまでは想定内なんだけど、それがメインステほとんど持ってく量だったり、そこまで伸びるの?っていうくらい高いところまできたり、っていう感動が。
 メインステージ真ん中のビジョンもすごかったんでしょうけどそれは今回見られなかったので、ライティングとセットに萌えてました。
 ライトも綺麗なんですほんと。
見切れ席だとまぶしすぎてつらいです。

 難を言うと、あそこまでの大きなビル組みだと下から見えない(安全のため柵が大きいので視界が良くない)ってとこでしょうか。どこにいるか見失うこと多々あり。
ドームの上、ほぼ同じ高さまで来てくれる感動はすごいと思うけど。

■今回、50分以上MCでした(MC自体は1回)。長いの大歓迎だけど、ジャニさんいらしてたそうなので、また長い!って怒られるんじゃないかと。
ジャニさんトークもちろん炸裂でした。

 最初のご挨拶で、
光一さん「こんにちは、どうもとのほうの光一です」
剛さん「こんにちは、いわきのほうの光一です」
光一さん「剛どこいったん」
剛さん「ここにおったわ」←どこかから取り出したようなしぐさ。

■ジャニーさん
 今日いらしてるので、ということで、舞台に呼ぼうとする光一さんと止める剛さん。
ジャニさん本人が出るって言うなら止めないけど、と。
剛さん「ただ、ジャニさん出ても、普通のことしか言わないと思うねんで」
 ちゃんとした場では普通のことしか言わないんだとか。マネしてましたが、いつも応援してくださってありがとうございます、とかほんとに普通のコメントでした。

■ジャニさんはお客さん思い
 昔のキンキの話。
野外コンサートが悪天候で途中中止となってしまったとき、キンキがこういう事情で中止にします、とお詫びの挨拶してハケようとすると袖でジャニさんに怒られたと。 
 YOU達なにもどってんの!。最後のお客さんが帰るまで見送りなさい!と。
 たしかにそうだな、と思い、一番にお客さんのことを考えるジャニさんに感動したんだとか。
 このセリフのときのジャニさんはかっこよくて、剛さん「一回転くらいしてたな」な勢いだったんだとか(ヒロミ郷みたいな感じ)。

■ほかにも、昔のキンキコンで
光一さん「チケットがごったがえしちゃったときがあったの」
 ごったがえす??と思ったら、どうも席番ダブったチケット発送しちゃったり?なミスのようで(とんでもないミスだね・・)。
 会場で騒動になったとき、お客さんと対面し、最前線で対処に動いたのがジャニさんだったそう。
剛さん「お客の女の子からしたら、「なんやこのオッサン!」って感じだったとは思いますけどね」と。

■ジャニさんのすごいところ
 ここで、ジャニさんのすごいところは、社長なのに、有名なのに、見てわからないとこだ、という話に。
剛さん「初めて俺が(おそらくオーディション?)行ったとき、お母さんと、掃除のおっちゃん思ってたもん」と。
 お母さんは、あちこち行ったり来たりしているジャニさんを見て、「大きな会社だから大変なのね」と思っていたそう。
 最後にすたすたっと歩いてきて、「ジャニーです」と挨拶があって驚いたと。

光一さん「社長なのに」
剛さん「社長なんですけどね」

■身を挺して守ってくれる社長
 たぶん過去のコンサート話?かな、大阪(新大阪かな)について駅から会場へ行こうとした剛さんが、悪質なファンに囲まれてしまったんだそう。駅員さんも守ってくれて、必死に避けて歩いたんだけど、すっと後ろから自分の身体を壁にするように助けてくれたひとがいて、振り返ると社長。
「YOU会場に行っちゃいなよ・・・!」と言ってくれた社長の顔をうしろから女の子の手がぐわっと、バイオハザードみたいな感じだったと。「行っちゃいなよ・・・なょ・・・」「しゃちょぉぉっ・・・」と、その様子は剛さんにはスローモーションに見えたそうな。

■クールクール光一さん
 しゃべるのは本来苦手。という光一さん。
デビューの頃は
剛さん曰く「クールクールキャラ」
 で、もっぱら芸歴のちょっと長い剛さんがしゃべりを担当。
 デビューコンサートかなにかで、光一さんのことをちょっとしゃべって紹介する(その間に光一さんは袖で準備する)、というシーンで、剛さんもいっぱいいっぱいになってしまい、ほんとにちょこっとだけ話して、「コウイチ!」とふってしまい、
光一さん「えっまだ着替え中なんやけどっ」
 ということがあり。これはいかんとビデオ(当時なのでVHS)でお笑いを見て研究したんだそう。
 最初はクールクールで参加してくれなかった光一さんもしだいに面白くなってきてまざりはじめたが、つっこみになるはずがボケてこられたのでぐだぐだになってしまったと。

光一さん「来年からはあの頃の俺の感じでいくわ。あの頃に戻るわ」
剛「そうすると俺も紹介短くてお前の着替え終わらんくても呼ぶようになるで」
光一さん「そこも初期化されんねんな」
 自分が戻るなら相方も遡るという真理に気づいてしまいました。

剛さん「そんなキラッキラ(衣装)でそんだけしゃべって、しゃべり苦手とかv」
光一さん「苦手なんです」(認めない)

■光ゲンジ
 のコンサートでは悲喜こもごもがあり、剛さんにとってはとてもいい思い出のコンサートが、光一さんにとってはトラウマを刺激する出来事だったことも。
 遅刻して東京から大阪の会場についたとき、もうみんな撤収済みでからっぽだった話で、昔光一さんが少年野球に行こうと、ユニホーム着て張り切って運動場に行ったら誰もいなくて(休んでいる間にスケジュールが変わったらしい)、悲しくて野球をやめるきっかけになった感じと共通したせつなさだったんだと。
剛さん「おまえよく(ジャニーズ)やめんかったなv」

■なんの流れか忘れてしまいましたが、剛さんのお父さんの話も。
お父さんがPTAかなにかで大きな式で挨拶をすることになり、前日から一生懸命練習をしていたお父さん。「本日はお日柄もよく・・」で始まる挨拶だったのだけれど、当日は土砂降り。にもかかわらず、「本日はお日柄も良く・・・」と言ってしまい、まわりがくすくす。
剛さん「あの親父外見えてへんのかvってまわりが」

 剛さんのお父さんのマネは声がかすれていて、平泉成さんみたいでした。

■バックの後輩
 MCの後半からは後輩も舞台に呼びます。
今回屋良くん、ふぉーゆー、武道がついてくれてます。やらっちは次回SHOCKも・・・嬉しい!。
光一さん「後輩です。えー、後輩です」
 と最初名前を呼んでもくれず。その後紹介するときは、どの順番で紹介すべきかいつも悩むそう(入所順でいいんじゃないかな?と思うけど、たしかふぉーゆー・武道・やらっちの順で紹介だったような)

■後輩人気ある話
 移動しているとき、客席をよく見ている剛さんは、後輩のファンの子のいる場所とかもわかって、あえてそこに手をふってみたりして、つれない反応を楽しんでいるようです。
光一さん「よく見えるな~」(感心)
 光一さんは逆に後輩ファンに手は振れないと。お辞儀したくなるそうです。
剛さん「え、おかん的な、うちの子がありがとうみたいな?」
光一さん「そうじゃなくて、俺がいつもお世話になってますって」
 後輩への感謝が後輩のファンへも。
そのお辞儀が頭を下げて両手で足首をつかむみたいな、身体を小さくたたむようなおじぎで、かっこわるいと剛さん嫌がってました。

■ヤラくんのリクエスト
ヤラくんは今回のコンで歌って欲しかった曲があったんだそう。聞かれて、
「キンキよいとこ一度はおいで」←ウロ覚え。知らないですv。
光一さん「これだろ?!」
となんかしゃかりきなダンスを(よく覚えてるね)
 ヤラくんはお姉さんが応募しちゃった系の入所きっかけで、一次試験に受かった時点でジャニーズのことをなにも知らず、ジャニーズっていうのはどんなもんかと見てみたそうです。
光一さん「研究熱心だねえ」(感心)
ヤラ「それがSMAPさんのコンサートで、キンキも映っていて」
 その映像の曲を入所して自分も歌ったとき、感慨深かったそうです。光一さんは気に入って何回か踊ってました。

■ふぉーゆーはラジオ番組のコーナーを持てるそうです。
(たぶん)辰巳くんは光一さんのラジオを何度も聴いているそうで
「すごいんですよ!『光一くん相談です・・・・・・・あーじゃ次の曲で』って」
リスナーからの相談に答えないエピソードや、
「えー次の曲は・・・・なんかかかります」
と、曲名を言わないでふるエピソードを披露。
 光一さんはキンキの20周年には、コンサートでも曲紹介を「次はなんかやります」で済ますそうです。この日も何回かそれを言いかけ、
剛さん「まだ15周年ですから」と諫められてました。20周年が楽しみです。

■あの頃を思い出せ
そんな光一さんに、
剛さん「吾郎くんのステージでパーカー前に着ちゃった頃の気持ちを思い出してください!」と。
 後輩に事件の概要を説明。状況を剛さんが再現したときに、歌って踊りながら横目で光一さんを見るという動作だったので記憶力すごいと思いました。(シンメなので、吾郎さんの後ろで二手になっていたと思われます)

■今の子は恵まれてる
 あの頃はパーカーの前後ろもわからないくらい暗いところで着替えをさせられていた。衣装も、なんかスパッツとバッシュはいとけみたいな時代だったと回想するふたり。
 後輩にインネンをつけはじめます。
光一さん「いまはもっと明るいもんな」
剛さん「衣装もなんやこれ、(後輩の衣装にさわって)こんなええの着たことないよなあ」
 と。
剛さん「先輩のお下がりばっかりだったよな」
光一さん「たまにMステで、あ、これ俺らの衣装や!てときあるけどな」
剛さん「そうなんですよ。衣装って基本一回しか着ない(そのツアーだけ、ってことかと)んでね。そのあとリメイクされて後輩に受け継がれたりするんですね」
 誰が着てるんだろう?。キンキの衣装はおそろいでもないし(光一さんがトラッド系、剛さんがカジュアル系にアレンジされてることが多い)BADとかセクゾンのシンメの子とか?。

 生地がぺらぺらという話題では、スマップさんのコンサートでボクサーの格好をした・・・の流れでまた大好きな「それは私のおいなりさんだ!」を光一さんが何度も宣言。こんな発言をするなんて取り憑かれているに違いない、ということで霊媒師剛さんが「きえーいっ!」と気合いをいれて除霊を試みますが、強い霊らしく除霊はできなかったようです。

■カウコンの話
今日のコンの後にカウコンが控えてます。
コンサートの前はカウコンのリハーサルを朝からやっていたらしいです。キンキは自分たちのコンもあるので途中からでいいよ、と言われていて、ありがたく途中から参加したら、光一さんが食べようと思っていたケータリングのカツカレーがなくなっていた。とご立腹の光一さん。
光一さん「だれだよカツカレー食ったの」
後輩「笑」
松崎くん「あのおいしいあれが・・・まずい・・」
 松崎くんはカレーをたくさん食べたらしく、怒られてました。
ふぉーゆーの誰か「光一くんはフォアグラとか食べればいいじゃないですか!」
光一さん「毎日そんな食ってたら通風になるわ」
剛さん「通風ってv」
 なんで急に通風とか出てきたんだろう?。通風王子、とかからかわれる。

山本くん「でも俺、光一くんとツアー一緒して、いいもん食わせてもらって、力出たっすよ」といいもん食べてる疑惑について。
山本くん「剛くんも光一くんも、毎日すげーいいもん食ってんだろうなって」
剛さん「なんで俺までv」
光一さん「俺だってふつうだよ」
 ケータリングのカツカレーをそんなに楽しみにしていたという驚き。

■カウコン恒例
光一さん「このあと行く人も、テレビで見るひともいらっしゃると思いますが」

光一さん「今年もスタッガーリーは言うんでしょうね」
剛さん「毎年言ってますよね」
光一さん「トニーもね、今年もしくじるんでしょうね」
剛さん「トニーはね、毎年年末になるとね、しくじりますから」
 と『アンダルシア』いじり。
カウコンに『アンダルシア』は不可欠ですからね!。トニーは毎年まったくもう!。
そういえば数年前にカウコン用にあけおめみたいな曲作ってたけど、今年はやらなかったような?。
 カウコン、見事にトニーはしくじってましたね。

■今年はあまり活動していなかったのに、こうして集まってくれてうれしい。来年はいろいろ形にできるよう、頑張っていますというお話あり。
楽しみです。
吉田健さん、玉置浩二さんと、しっとり良曲も作ってもらえてよかったねー、な気持ち。両方いい曲だったなーじんわりした。

■曲感想。
『スワンソング』
やっぱり大好き!。ダンスも曲も好き好き。テンションぐっと上がる曲。
ただ、あの向かい合うサビのシーン、カメラがピン映像を交互にだったのがいただけないよ・・・そこは向かい合うふたりでまとめて映して!!そういうものなの!。(ナマで見るには遠いお席なのでビジョンが頼りなんです)

『Love is… いつもそこに君がいたから』
 光一さんミスった?!と客席がざわりとしたけど、やっぱりミスだった・・・v。歌いだしのとちりを、大御所の歌手や俳優がやるためるアレンジっぽく誤魔化そうとしたけどダメだったみたいです。剛さんがその大御所っぽい歌い方を実践してくれたけど似てた・・。でも剛さんもLove isちょっとアレンジ入っちゃってたと思う。
光一さんの歌いだしとちりは、「なんかボーッとしちゃったの」とのことです。この状況(まわりに5万5千人がいる高所)
でぼーっとできるって肝が太すぎる。

『薄荷キャンディ』
コンの終わりの、盛り上がるんだけど寂しさもある、そんなときにぴったりでした薄荷。いい曲です。

『雪白の月』
雪白やLove isはすごく、キンキのキーと合ってると思うんだ。しっとり、名曲。

『愛のかたまり』
 私はキンキファンになったきっかけが『SHOCK』のショータイムのこの曲なので、前奏聴いただけでぎゃってなります。
元のアレンジとスピードが一番好きだなー。

『停電の夜には-On the night of a blackout-』
 秋本先生は本当にどんな乙女を心に住まわせているのか・・・!。かゆいけどすごくきゅんとくる歌詞です。
停電だからろうそくたててずっとお互い見つめあってよ、って曲。
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック