舞台『応天の門』
2024年12月初旬観劇 明治座
2024年12月初旬観劇 明治座
明治座楽しい~!!
お買い物しまくりです
道中も食べ物屋いっぱい
今回時間がなかったので買い物にまたいきたい
豆乳ドーナツ(とうふの双葉さん)とテリー伊藤さんちの卵焼き買いました
人形焼きはあんこなしが売り切れ…あんこなしが好き
応天の門、原作も好きだし、宝塚でも一年前くらい?にやったので、違いなども楽しみでした!
◆あらすじ◆
まだ世に出る前の学生・菅原道真と色男貴族の在原業平、年齢差コンビが鬼のはびこる都の事件を解決してゆくよ!
◆原作の女官失踪事件、百鬼夜行事件、塩焼きの宴と桜の木騒動、大納言毒杯事件あたりですね
原作に忠実に舞台化&キャスティングされている、まさに2.5次元でした!みんなぴったりでとても嬉しい!
道真と業平も背丈のバランス、年齢差もすごくいい~!
◆菅原道真 佐藤流司さん
菅三様だ~!
頭巾?が鬼の角っぽくぴんとしててかわいい
佐藤さんはもとの顔も菅三様っぽい
目つき鋭くて不機嫌そう(笑)
しゃべりかたがあまりにぶっきらぼうで早口なので最初驚きました
すぐ慣れたけど
舞台だからもっとはるものだと
◆在原業平 高橋克典さん
業平はおしゃれなんだろうなー!って材質の着物でひとり豪華!
この舞台お着替えほぼない分、一着がぴったりで豪華でしたね
業平、メインでしゃべってないときもいろいろ言ってて面白い
あれアドリブなのかセリフなのか
高橋克典さんも原作の業平と似てますよね、骨格とか
基経ははんなり薄い女顔で、業平は彫の深い男っぽいハンサムな顔立ちなんだろうなって原作の感じが出ているーー!!良い!!
◆主人公コンビ、動きとかもイメージ通りだったなー
業平は基本は悠々してるんだけど、姿勢よくて武官ぽさあり
道真さまはとにかくだるそう(笑)めんどくさそう
でも動くときはすばしっこい感じ
で、長谷雄と白梅ははつらつとしてて動作が大きいの
◆昭姫(しょうき) 花總まりさん
美しすぎる
シュッとしたチャイニーズメイク似合いすぎ
綺麗な人なんだけどちょっとただ者ではない感、いい感じ
すごろく勝負好き!
昭姫に勝っちゃう道真様のすごさたまらん
平安のすごろくのルールがわかりませんが頭脳戦みたいですね
昭姫の座り方がお姫様ではなく勝負師で好き
桜の木のエピソードがなぜか昭姫なんですが、そうすると恋人を待たずに桜の木をはなれて京で元気に店やってるのどうよ?ってなりません?薄情では?
普通に花總さんふた役でいいと思いました
◆紀長谷雄(きのはせお) 中村莟玉さん
冒頭にいろいろ説明してくれるの長谷雄なんですが口跡よいなー聞きやすい~と思ってたら歌舞伎のかたなんですね
さすが
長谷雄愛敬があってお坊ちゃん感あってぴったりでしたね
業平と縁戚なのにー!(遠戚?)って何度も言ってましたが、確かに親戚の子を連れずにその友達を遠出に誘うおじさんって書くと怪しいね(;´∀`)
◆白梅(はくばい) 高崎かなみさん
白梅のこと誰も説明してくれないので頭のいい茶髪のお付きみたいな感じでしたがとにかくチャーミングでした
明るい声が目立ちます
業平にときめいてるところもかわいい~!
長谷雄と手つなぐシーンがほんと和むわ
このふたりのコンビすごく好きなんだけどけっこう身分は違うよね
◆藤原基経(もとつね) 本田礼生さん
なんで基経だけおしろいに紅の顔なんだろ
舞台でも目立ちましたね
すんとしてるけど、毒殺が失敗したとわかったとき、部屋に戻ってからこらえていた感情をあらわに扇子投げつけるシーンがかっこいい!
あと扇子で部下の顔くっと上げさせるところ
扇子良いね~!
道真も基経もテニミュっ子だ~がんばれー
◆大納言 伴善男(とものよしお) 西岡徳馬さん
ぴったりすぎるー!!かっこいいーー!!豪快ー!!!
毒のお酒を息子のぶんも‥父ちゃん‥
◆源融(とおる) 篠井英介さん
こちらもぴったりー!!
キャストを記事でみたとき篠井さん基経かな?と思ったけどこっちだったか!
業平にお出かけ誘われたら絶対行っちゃう~!みたいにキャッキャしてるとこがかわいい
ここから川をひけばいいですよ(・∀・)花びらが川に流れてきて素敵ですよお(⌒▽⌒)
って普通にすごい工事勧めてくるよね業平…
それに
「いいかもーやるねー!!(*'▽'*)」てなるとおる…
貴族っぷりすごい‥
◆藤原良房 青山良彦さん
怖い!これは老獪だわ
尻尾出さない強敵です
目線とか意味深でオペラでみちゃう
おじさま達がすごい豪華で重みがあってよかった!!どーんとしている!
◆伴中庸(とものなかつね) 白石隼也さん
実はすごく原作にそっくり~!ちらっと出てきたときなかつねー!ってわかるよね
トークショーでご本人おっしゃってたけどほんとしばらく出てこない
いろいろバイトしているそうですね、鬼役とか
しゃべり方とか上品で優しげで、道真にあいさつするところとか再現度すごい
下の子がきてうれしい若手のお兄さん感
密かに宮中で人気なんだけどあのお父さんだからな…、って女官がひいてそう
父を助けようと必死になるところも良かった
◆高子姫
大事なかけおちシーン回想はありましたが、ちょっと出番少な目
道真と接点ないまま終わってしまった
道真と高子の関係性好き
◆道真の兄弟子
このかたもすごく原作にそっくり
出てきたときうわあ!って思いました
ほんとにみんな再現度が高い…!
◆小藤と夫
おお!美女と野獣感あるのにほのぼの夫婦でいいー!
小藤美人
◆幕が大きな絵巻物になってて、巻物を開くみたいにお話が始まるの素敵
冒頭と終わり方がねー!
すごく好み!
冒頭、バーンと大きくスクリーンに筆字で『応天の門』って出て主人公ふたりがバーン!とポーズ
都の模型セットと登場人物みんなもでてきて勢揃い
終わりも、
ふたりがシンメで立って、ポーズでびしっと終わるわけですよ
漫画原作ってこれだよ~!てなります
2.5って歌舞伎っぽいみえを切る感じある、あれほんとに好き
昭姫もオープニング女性ひきつれて出てきたとき華やかできれいでびっくりした!
天女さま感ある
◆オープニングとエンディングの音楽と百鬼夜行のときの音楽がすごく好きでした
惜しむらくはストプレなことですね!(個人の感想です)
ミュージカルが好きー!
歌ってええかんさんさまあ?業平さまあああってなります昭姫はしっとり歌ってましたが
◆キャスティングがほんとにぴったりで、ここがはじめにキャストも配役順も決まっている宝塚と違いますよね(そのため毒を飲んだのが違う人になったりと驚きの改変がある)
ストーリーは第一話第二話‥とオムニバスなのがちょっと盛り上がりに欠ける気もします
あとコメディの軽い話が抜かれてシリアスエピソードを続けてやるから(当然というかしかたないんですが)みんながキャッキャしてるとこもっと見たいんだよねえって気持ちはあります
まあ百鬼夜行と兄のことと毒殺未遂は外せないところですよね、本筋というか
これからも続く!のおわりかたなので、唐人密航事件が始まりそうというところでエンド
その事件もみたい!
ラベル:明治座