ミュージカル
『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』
感想その1
『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』
感想その1
2024年2月観劇
帝国劇場
帝劇公演も終盤になりましたがようやく見られたので初見感想
幸運に数回みられるのですが日にち優先してたらダブキャス全カブリでした
※原作読んだことありますが第1部は忘れかけてる者の感想です
・ミュージカルにするなら時代的に映えそうな第1部
2.5ミュージカルするなら第3部~第5部な感じしますね
・私はドーヴ・アチアさんが音楽というので絶対みたいと思ってました
ドーヴ・アチアさん聴きすぎてジョジョもキングアーサーぽい!!カサノヴァぽい!!とかふいに思ってしまう…
彼の好む節回しみたいなのがあるのかな?
曲はジョジョもすごく良かったです!!
もっと聞き込みたいから音源だしてほしい…ブルーレイでたらもっと嬉しいけど…
・大規模装置…!
たしかにこれは安全性不安なままでは幕開けられない感じ
帝劇クラスの舞台が初日に間に合わないって初めて聞いたのでびっくりでした(7公演上演できず)
そしてその後の配信無料提供などの補償にもびっくり
コロナ理由と主催都合でこんなに変わるんですね
・SHOCKとかと同じでオケは舞台の両サイドの二階部分に
円形のセットが真ん中にどんとあって、それを天井くらいまで覆う壁があり(進撃の巨人みたいな)、床も壁も可動するし高低差もあり
あまりにぐりんぐりん動くのでいまどの向き?て演者さん混乱しそう
このセットはすごい~!
2023年は『チャーリーとチョコレート工場』や『ムーラン・ルージュ』など大規模なセットの作品を見たけれども、大掛かりさで言うとジョジョすごいんじゃないだろうか
結構な高さがあるように見えるところも演者さん飛び降りたりするのでお怪我に気をつけてほしい
・冒頭が老いたスピードワゴンさんによるストーリー解説やアステカの石仮面の儀式のシーン(儀式怖かった…)
それからジョジョパパとディオパパの出会い、と進むのでとにかくジョナサン&ディオが出ないー
かなり出ない!
・スピードワゴンさん
顔に手をかけてべりべりってはがすと元の顔が、ってなるのおもしろかった
変身じゃなく老スピードワゴンから物語の中の青年になる
ストーリーテラーが彼なのは納得ですよね
その後のスピードワゴン財団のイメージだけどスピードワゴンさんの成功ぶりすごい
・イギリスの治安が悪い!悪すぎる
外に出たらディオもエリナもジョナサンもみんな輩にからまれてる
からまれるシーンが多い舞台
・ディオ様がその後の原作で神だしラスボスすぎて、人間だったころを忘れてました
こんな劣悪な環境の少年時代だったのか…
・『ジョジョ』の奇妙な冒険というより、いかにディオが人間をやめたかってお話だった
・このペースで終わるの!?てくらい少年時代丁寧でしたね
・ディオ・ブランドー 宮野真守さん
この日お客さんたちからもれ聞いた彼の呼び名が
マモ
マモマモ
マモ様
マモル
でした
マモマモかわいいな!
ていうかみんなディオの話してた…
それも無理ないくらいとにかくディオ!!ですね
ジョナサンより衣装も替えてるような…ソロナンバーは絶対ディオのが多いです…(ジョナサンはエリナとデュエットあるけどそれでもディオのが多いかな)
この役シングル?!て驚き
宮野さんありきのミュージカル企画なのかも?と感じます
ディオがノリノリだととても嬉しい…
回想をするしょんぼりディオみると悲しい…
二幕はスーパースターみたいなファーつきコートなカッコしてたけどすごい似合ってた
宮野さんを拝見するの、『王家の紋章』のイズミル王子以来なんですが王子もノリノリでしたよね…好き
ウリイイイ
貧弱貧弱
無駄無駄無駄
など名台詞たまりません!!
・台詞は脇役ふくめかなり原作ままな気がします(聞き覚えがある)
アニメほどジョジョぽくはしゃべらないけど(〜じゃあないぜっ!みたいな)
『~~はクールに去るぜ』とか『こいつはくせえっ ゲロ以下の臭いがプンプンするぜ~!』とかスピードワゴンが言ってたんだね!!もう台詞が有名すぎてネタとしてひとり歩きしてる…
・全然書き終わらない
ツェペリかっこよすぎたこととワンチェンも人間やめてたレベルで素晴らしすぎたことと
この終わり方原作知らないひとに伝わってる…?
BLエンドだと思われてない…?こと書きたいし原作読み返したい