東京 千秋楽 ライビュ感想その1
2023年11月19日
軍服祭り~!かっこよすぎでした
おおっぴらに言えないけどドイツ軍服ほんとかっこいいよね…
宝塚が誇る美形クールビューティーれいこさんにぴったりだしこれはたとえストーリーがあれだったとしてもビジュアルだけでおつりがくる演目だと思います
齋藤先生なのでそんなことないんだけど
月男役の軍服の似合いっぷりに惚れ惚れしながら楽しくみました
休演時期に当たってしまったのでナマで見られなかったのが悔やまれます…!
インフルめ…
■ストーリーは東西ドイツが壁で隔てられた時代
西側の人気歌姫が東ベルリンにやってきてコンサートをすることに
テロに狙われる彼女の警護の任を与えられた堅物軍人の主人公のお話
映画の『ボディーガード』みたいな話?と最初思ってたけど、主人公とナチス党員だった母との絆や壁の崩壊など、恋愛より時代に比重が置かれている印象でした
ヒロイン・ナディアとはちょこっとラブでしたが、堅物主人公なので最後に彼が腕をくいってして腕組めよ( `ー´)ノ 、な仕草を見せてくれるだけでおお!!!てなったよね
『王妃の館』のラストシーンみたいーー!奥手男子!
ナディアもいつも偉そうに!とか言う子だけどここだけは嬉しそうに笑ってぱっと腕組みにいくのがかわいい!
そしてご飯を食べに行くエンド
この作品ご飯食べてばかりなのもかわいいな
ナディアはそういえば食事のチョイスいつも彼に任せてます?
■曲
印象的だったのは
・ちなつさん中心、秘密警察の歌
ビジョンも力強く、軍人さんーー!!て感じでしたね
ドイツ語はああいうしゃべり方するとやっぱり勢いがあって怖いイメージあるな…
振付もいかにも軍って感じ
・社会主義の歌
こちらもまた軍歌みたいで
大勢で同じ振りで万歳社会主義みたいな歌詞ですよね
圧倒されちゃう
・主人公とヒロイン出会い時の、ありえない!!の歌
ラブコメー!!!
これは…ラブコメの王道ソングでした
すばらしい
あいつないわーありえない!からのギャップで好意が…な、ベタです!だがそれがいい!!でした
ナイン!てドイツ語で否定するのがふたりともかっこいい
・ゆのちゃんのソロ
ノリがいい!好き!ヒーローだわー
これら強め曲におされて最初ピンときてなかった主題歌
でもやっぱり何度も聞いてお話が進むにつれ好きになっていきます
コンサートで歌うのとナディアがギター弾き語りで歌うのと、ヨナスがひとりで、ヨナスとナディアで歌ったり
少年ヨナスと母とで、
みんなの心の歌ですね
ちなみにフリューゲルは翼と羽どちらの意味もあるらしいですね
舞台に羽が落ちてくるのも綺麗
タイトルが発表になったとき、フリューゲルっていう人の話なのかと思ってました
人名ぽいよね
壁の崩壊とともに歌われた第九も感動的!
舞台をぐるぐる回して西と東の人々を交互にみせる演出は大きい盆の本領発揮ですばらしい演出だと思いました!
ビジョン多用だったりコミカルさを挟んできたり、斎藤先生らしい感じで、終わりも希望ある明るさで好き
お母さんと会えてよかった…