2022年01月30日

宝塚雪組 ミュージカル『CITY HUNTER』~盗まれたXYZ~ 東京楽配信感想その2

宝塚雪組
ミュージカル『CITY HUNTER』~盗まれたXYZ~
東京千秋楽配信感想その2


■海坊主(伊集院 隼人) 縣千さん
この学年で声もしっかり
渋役がんばってましたね!すごいですねー!
この子の冴羽さんもみてみたいです!

海坊主さんに冴羽さんにその義父と、日本人傭兵?の多い戦場だ


■野上 冴子 彩 みちるさん
タイトスカートで太ももに拳銃のセクシー刑事さんとビジュアルイメージが強かったので
いろっちが!?いろっちが冴子さんなの?!
かわいらしい幼顔なのに!?

雪娘路線はかわいらしい系統が多いですよね ひまりちゃんもだし

びっくり配役だったけどいろっちできる子だから説明台詞も聞き取りやすいし香ちゃんをからかう余裕のあるお姉さん感もあって素敵な刑事さんでした

そしてお芝居で露出の多い役がほぼなかったからかいろっちのお足のきれいさにもびっくりです
超足きれいだったのね!?

異動もびっくりだなー


■アルマ・ダヤン 夢白 あやさん
物語のキーである扮装国の王女様
悪い奴に狙われるプリンセスというお話のヒロインの役どころでしたね
香ちゃんは相棒なので

きれいな子だなーくらいの印象しかなかったけど配信でみてたらすごく細い?!二の腕に驚き
きゃしゃですねー

ピンチを救ってくれた初恋の相手が冴羽さんー!ロマンチックー
でも数年たってても冴羽さん的には対象外みたいだから少女なのかな
何年振りかとか言ってたけど忘れた
十代?

ラストの、報酬(託してくれていた勇気の証のネックレス)はいただいてくよ、君にはもう必要ない、がおっしゃれ~!!
ハート泥棒!!!


■時代をそのままにしてるのもよかった!
バナナフィッシュとかアニメ化で無理に現代に直してましたがそんな必要ないよね
冴羽さんのセクハラ行為なんかもコンプラ的に大丈夫かと思ったらちゃんとしててよかった(笑)

フロッピーとか久し振りに聞きましたね…
ケータイはまったくない頃の原作なのかな?

出てくるひとの服や髪型なんかがちょっとバブルっぽい?

■注射
薬液の色は違っても効果はどれも自白剤?

■ビジョンがたくさん使われてたので配信だと見切れてることが多い!
ちゃんと生でみたかった~!

セールの看板もちゃんと秋から冬になってたり細かい
ベルばらやるよみたいな看板もあったような?!
ベルばら令和記念で一新してほしいわー
小柳先生とかに演出してほしいー!


ショー『Fire Fever!』
群舞がつづく目まぐるしいショー!パワフルー!

衣装が似たテイストが多いかな
ダンサーコンビなので踊りまくりでしたね

大勢ロケットびっくり!
圧巻ですねー!
生で見たかったー!

あーさちゃんも大活躍ですね!

綾凰華ちゃんお芝居ではお化けでも隠しきれないキラキラ感でしたがショーだと全開!
あの優男感出せる男役は今貴重だと思ってます

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へにほんブログ村 演劇・ダンスブログ ミュージカルへ
スポンサードリンク



管理人 イダ 『妄想レポ』
ラベル:配信 雪組
posted by イナ at 15:12| Comment(0) | 宝塚・観劇レポ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月26日

映画感想『キングスマン ファースト・エージェント』その2

映画
『キングスマン ファースト・エージェント』

感想その2


※ネタばれあり 




■ラスプーチン編
ラスプーチンがラスボスではなく悪の組織のうちの一人という設定なのがこの世界の恐ろしさ
手足のひとつなんですよね
ラスプーチンなのに!!

そしてこのラスプーチンの役者さん(リス・エバンス)がものすごいラスプーチン!!
まんまラスプーチン!!
私の思ういやみんなの思うラスプーチンを体現してくださっていると思います

長身で神秘的で怪しげでヤバそうで、本物の霊能力者?なのか俗物のペテン師なのか 全然区別がつかない感じ
まさに怪僧!!ラスプーチンでしたね!!
青酸カリ入りパイを半分ぐらいむっしゃむっしゃ下品に食べてるシーンも本当に不気味でした

オーランドまでラスプーチンに取り込まれそうになるシーンがあるんだけれども彼の『足が治った』描写はラスプーチンの催眠術がきいている状態なのかなと思いました
身体的にはもう治っているんだけど心理的な問題で彼はずっと杖をついていたのかななので『歩ける』という暗示で普通にその後も動けるようになったのかな?
息子達がアクション担当でオーランドは作戦立案担当なのかと思ったけどその後ジャンジャカアクションをこなしてましたね、そこはラスプーチンの治療?のおかげか

ロシア編は
「ラスプーチンは乱痴気野郎なので色仕掛けをして毒殺しちゃお!」
というわりと適当な作戦なんだけど、若い美少年だしコンラッドがいいよって思ったらまさかお父さんの方をラスプーチンが気に入るというギャグテイストで面白かったです
ラスプーチンにだって好みはあるよね…

毒がきかないので結局戦闘になるんだけどラスプーチンの戦い方がまた…
演舞…?ロシア舞踊感がある?なんかもうかっこいい
そしてラスプーチン毒にも強いし戦えるし超強敵でした

主人公たち4対1でなんとか倒せましたっていう


■戦争編
19歳になったコンラッドは本人の希望で父親の反対を押し切り入隊してしまいます
ここから第一次世界大戦舞台の戦争映画ターン

ロシア編とは全く雰囲気が変わってしまい『プライベートライアン』のような世界が続きます
国のため貢献したオーランドへの恩返しとしてイギリス国王はコンラッドを危険のない場所へ呼び戻そうとしてくれるんだけど(それも『プライベートライアン』ぽいね。そういうことはやっぱりあるんでしょうね…)

当のコンラッドはそれを察して下級兵士と入れ替わってしまいます
なんてことするんだなんてことするんだこれもうフラグ立ってしまったわ…と見ていて焦る
でもコンラッドはどうしても国のために戦いたかったしお母さんの亡くなる前の言葉が彼に強く残っていたので仕方ないのかな

公爵家の子息というコネと言うか権力を使って一人だけ助かることが彼にはどうしてもできなかったんですね
そして入れ替わったのが本当に普通の一兵士だったのでバリバリの前線に連れて行かれることに

…これはもう助からないやつ
塹壕だよ…塹壕戦とか嫌な予感しかしません最悪です

そして息子の死の知らせに一度は自暴自棄になってしまうお父さん
ポリーの励ましに覚醒し、ついに戦争を止めるため活動を再開

ここのオーランドちょっとヤン・ウェンリーとフレデリカ(またはユリアン)ぽくていい
(自暴自棄)茶なんかいらねーよ酒だよ酒!( `曲´)ノ
(覚醒後)…濃い紅茶を入れてくれないか(`・ω・´)
かっこいい…


■アメリカ編
ロシアのごたごた終わったと思ったらアメリカの方でも変な動きという風に、誰かが世界を、権力者を操っているのではとじわじわと分かってくるのが不気味
なにか大いなるものがいるんですよね
現実世界もこんなだったらどうしよう

アメリカ編はこちらも有名マタ・ハリちゃん
美人!
マタ・ハリってなんとなく不二子ちゃんみたいなイメージでいまいち何をした人かよく分かってません…娼婦でスパイ?
マタ・ハリ戦はわりとあっさりでした


■解決編
組織の核心に迫っていきます
悪の組織のトップはずっと顔が出てないんだけどこれは一体誰なのかな~と思っていたらなかなかに意外な人物でした
私は最初コンラッドのいとこをなぜか疑っていた

ただね!私潜水艦のシーンはちょっと違和感があったんですよ
船酔いしてるから外行く、って行ったきり画面がぶつ切れた感じだったので
あいつかー!!

たしかにロシアもアメリカも敵は権力者を巧みに操っている
洗脳したり弱みを握ったりまたは信頼を受けたりイギリス側のキッチナーにもそういったスパイがいて当たり前なんだよね
裏切り者はそばにいたんだなーずっと…

そして対抗するオーランドたち
まだものすごい兵器がない時代なんですよね
当時のハイテクではあるんだろうけど

なのでひみつ道具みたいなのはなくて、もう普通に頑張るしかない!根性論で敵地に挑むんです

人員も足りな過ぎてヘリコプターを操縦してそこからパラシュートで落下というのをオーランドが一人二役やらなきゃいけなくなってしまったり
ポリーちゃん「援護するわよ!」って言っても一人じゃちょっと無理じゃないこの時代の銃だよ?!て感じだったり

彼らの戦闘センスでなんとか勝ち進んでいった感じですよね
あとやっぱりヒーローは強運なのかなと思ったり(ヒーロー補正)
高いところでの戦闘はやっぱりヒヤヒヤとします

戦闘を終え、ここからどうやって降りる…?てショーラと会話するシーンでああ終わったー!とほっとしました


■そしてキングスマンへ
テーラーキングスマンを買い取り、ここを本拠地に世界の平和を守る秘密組織『キングスマン』発足

まだ人数は揃っていないけれどもこの人たちが初期メンバーってことなのね
ポリーちゃんが使用人を辞めたのでレトロなメイドさんスタイルからちょっと近代的な働く女性スタイルに変わってるけど両方かわいい

ショーラ(マーリン)も怪我が大したことないようで良かった
いつも皆を助けてくれるマーリンはどの代もきっとすごいいいやつなんだなと思いました
ショーラだけ席についていないのはなにか意味が?
とちょっと気になったけど時代的に黒人だからとかそういうのなのかな…

そしてランスロットもやっぱりイケメンですよね
コンラッドと入れ替わった兵士さんだよね?
売り出し中の俳優さんとかなんだろうか

エンディングがやっぱりおしゃれ~
キングスマンができてこれで世界は大丈夫だヒャッハーな気分で終われるのかと思いきや悪の組織はまだあるしヒトラーまで出てくるしでよく考えたらやっぱり世界は平和ではないのであった
というピリッとくる終わり方でした

このヒトラー役の人もなんかまだ若いヒトラーで青年将校の感じがありましたね
ヒトラーもまた手足という…
悪の組織こわ!


■どうしてキングスマンはアーサー王伝説のコードネームなのか
という謎も明かされました
コンラッド…(´;ω;`)

やっぱりイギリスの子供はランスロット人気なのかしら
名前がかっこいいよねランスロット…!

ブルーレイ発売が楽しみ!!
にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へにほんブログ村 演劇・ダンスブログ ミュージカルへ
スポンサードリンク



管理人 イダ 『妄想レポ』
posted by イナ at 17:56| Comment(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月17日

映画感想『キングスマン ファースト・エージェント』その1

映画
『キングスマン ファースト・エージェント』

感想その1


※ネタばれあり 




面白かった!
もう公開してだいぶ経つので観客は少なかったけどリピーターも多かったのかな?

コリン・ファースはやっぱりまったく出なかった…
ちらっと現代へ続く…て感じでうつるかしらと思ってたんだけど
完全に過去のお話

予告編でコリン・ファース主演映画が流れてそちらもスーツ姿でとっても素敵だった
キングスマン続編も楽しみにしてます(キングスマンいろいろのびのびなのですごい待ってる感…ほかの映画もそうなんでしょうけど。コロナ禍め…)

今回はキングスマンというスパイ組織ができるまでの物語
ネタバレや情報など全くなしで行ったので驚きの連続だった!すごい見応えあった~!!時間は長めなんだけどずっと集中して楽しめました

明るくめでたしめでたしなストーリーではないけれどもやっぱりスタイリッシュだし画面の雰囲気もレトロ素敵だし
きちんと一作で完結しつつも不穏な未来を予感させる引きもあって良かった

まず冒頭からして不吉な空気
戦地(近くの捕虜収容所?)に赤十字の救援物資を届けに来た主人公の奥さん、絶対ヤバそうと思ったらやっぱりすぐに亡くなってしまう
幼い息子にノブレス・オブリージュ的メッセージを残したりと死亡フラグがすごかった…

妻の遺体にかけたジャケットのロゴがキングスマン
そのままアップされていきタイトル画面ドーン、という演出が素敵

目の前で妻を失った主人公オーランド、その息子コンラッド中心のストーリー
今までのキングスマンはフィクションのスパイアクションものだったんだけど今回は時代背景が第一次世界大戦・ロシア革命・東西冷戦と史実の人物がぞろぞろ出てきます
そこにまずビックリ
過去話なので時代に合わせてそこにキングスマンを盛り込む形
『修羅の刻』みたいな感じですかね(例えが漫画でさらに古い)


■オーランド(レイフ・ファインズ)
主人公オーランドは公爵家の旦那様
使用人めっちゃたくさん
自分の屋敷に入る時左右に使用人が並んでウェーブお辞儀されるシーンがすごい
やっぱり(のちのキングスマンとして)お金は大事…
まず上流階級じゃないとテーラーキングスマンで服作れないですしね

役者さんヴォルデモート卿だったのか!!
まったくわかりませんでした
瞳の色が薄くて綺麗

妻の死を悲しむあまり息子に過保護な父親がじょじょに変わっていく様子がよかったです
でも悲しい人生…ヒーローは悲劇を背負っている…


■ポリー(ジェマ・アータートン)
屋敷の使用人のひとり…とみせかけて仲間
かつオーランドとは微妙な関係

ポリー見惚れてしまう素敵なキャラクターでした
メイドさんみたいな衣装もレトロかわいい
姿勢もとっても良くてきびきびしててとにかく出てくるシーンみんな美しい

最初主人公に私の部屋に来なさいみたいにひとりだけ呼ばれているのでこれは愛人かなと思ったら秘密を共有する仲間だった
とはいえポリーは主人公のこと敬愛&プラトニックにずっと好きだったのかな
主人公も本当に辛い時彼女の名前を呼んだので(ショーラは呼ばなかった(笑)) ふたりは水面下で想い合っていたのかなと思いました

一度だけキスした時に奥さんの肖像画に向かってポリーが謝るシーンが印象的
謝らなくていいよもう時効だし奥さんもオーランドに幸せになってほしいと思ってるよー(´;ω;`)でも身分の問題もありそうだな…ポリー平民だよね…

ポリーは戦いだけでなく暗号解読や使用人組織網でも見せ場があるので文武両道パーフェクトウーマン
超素敵でしたね
強い女性キャラが多いのがキングスマンの魅力


■コンラッド(ハリス・ディキンソン)
父子主人公だと思ってみてたからまさかの…

息子はエグジーの立ち位置のような
いやエグジーよりもだいぶ立派な志の青年

やたらと周囲から子供扱いされてるけどいったい何歳なのか見ていて分からない
見た目は25歳以上に見える…そしたら18歳だった
いかにも生き急いでしまいそうな「俺も志願兵になって戦争に行くぜ!」とか言ってる子なので心配
でも主人公の息子だし生きてるよね生きてるわこれはと信じていたんだけど本当に死んじゃってた………すごくショック……

あれは生きていていいやつじゃないですか?!!
金属製の何か硬いものを持っているときに銃で撃たれたら大抵生きてるやつじゃないですか…
そんな出血してなかったし…
墓穴に埋められそうになってるシーンもがちで埋まってはいなかったのでまだ生きてんじゃないかなと信じてました
悲しすぎる…
活躍して英雄になって勲章をもらっても本人が死んじゃったんじゃ意味ない…

コンラッドは父親の忠告や戦争の悲惨さなど体験して後悔もしていたけど(このシーンもう一人の負傷兵の優しさがまた泣ける)
必死に戦って生きて自軍に帰ってきたところを最後は誤解により味方に撃たれて死んでしまうというこの理不尽さ無慈悲さがシニカルな感じがします

公爵家の一人息子を殺しちゃった一兵卒どうなるのこれ……!?
(入れ替わった人の名前で葬られた?でも勲章はコンラッドがもらってるので上層部だけが知る事実なのか??)


■ショーラ(ジャイモン・フンスー)
この作品で一番好きだったのがショーラ!!
コンラッドが幼いころからずっとそばにいる使用人

映画冒頭でも的確な動きをしていて只者ではない感すごかった
やっぱり仲間でしたか…

高所恐怖症という弱点がかわいい
なのに飛行機からパラシュートで飛び降りて崖の上に降り立ってネ!と無茶ぶりされるシーンがかわいそう

一番かっこいいアクションシーンはショーラがリフトから登場しつつ敵をスパッとやっつけて主人公を助けるとこですね

ショーラ前線に出るタイプなのでほんと生きててくれてよかった
のちのマーリン(≧∇≦)

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へにほんブログ村 演劇・ダンスブログ ミュージカルへ
スポンサードリンク



管理人 イダ 『妄想レポ』
posted by イナ at 23:20| Comment(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする