宝塚宙組
三井住友カード ミュージカル
『アナスタシア』
宝塚大劇場
ライブビューイング感想 その2
三井住友カード ミュージカル
『アナスタシア』
宝塚大劇場
ライブビューイング感想 その2
■ヴラド・ポポフ 桜木 みなとさん
ずんちゃんもうけ役ですねー!
ひげ意外と似合う(笑)
『オーシャンズ11』のベネディクトといい、期待にこたえてますよね彼女。
ヴラドは主人公パーティーの一員で出ずっぱりだしソロ活躍の場もあるし、憎めないかわいいおじさまだし、良かったです!
個人的にはこのまま宙であがって欲しいけど、キキちゃんいるし待ちきれないかな……?
宙の人事もいろいろ気になりますね…。
■リリー 和希 そらさん
そらくんも大活躍だー!
女役のそらくん、完成度高すぎ。
歌も抜群!!だし癖のある魅力的な女性で、男役が女役やるならこうでないと!て感じでしたね。
非常にワイルドなお色気でオンオフの切り替えもできる有能さとか、リリーいいキャラ!
コロナ事情がなかったらリリー役は役替わりもありで話題にしたかもですね。役が少ないですからねー(;'∀')ちょっとメイン取れないと背景キャラになっちゃう作品でしたね。
■ニコライII世 瑠風 輝さん
瑠風くんおとなぽいー!
上品だし父親の目線が穏やかで優しそうで素敵。
このパパの謎はなぜこの妻を、という。
スピ系彼女ってちょい地雷感ありますね………
『エルハポン…』ではトップ男役の先輩役だったり、彼女もいろいろと期待されての配役なんでしょうけど。老け役続いてますね。
キラキラ系も見てみたいです(このまますくすく育っていつかラダメスやって欲しいなー!)
■マリア皇太后 寿 つかささん
またマリア役ですか?!すごい偶然。
組長の女役好きです。威厳あるー!
少女から大人になって、よほどの特徴がないと親戚でも見分けって難しいでしょうね。彼女が認めてくれるかどうかでアナスタシアかどうか決まる……そんな場面でドキドキしているところに本人がもうアナスタシアは死んだと諦めてしまうところが見ていてハラハラでした。
あとひとりだけ確認してよーマリアーー!っていう。
■アレクセイ 遥羽 ららさん
役がないとはいえちょっとびっくりな配役でした。学年的にまどかちゃんの少女時代をやるのもあれですが……
ららちゃんかわいくて好きです(*´∀`*)
アレクセイのちょっと不吉さただよう感じとかよかった!
■少女時代のアナスタシア 天彩 峰里さん
ぴったりでしたね。活発な少女まんま。
まどかちゃんと入れ替わるシーンとか舞台の演出ならではで好き!
■ひっかかるエピソード
マリアのオルゴール
観劇後、連れと「指紋認証にでもなってるのか?」と話題しきりだった例のブツ。
大事なモチーフだと思うんですが適当すぎる。「壊れていて開かない」とディミトリは思ってるのにアーニャには簡単に開けられた理由が説明されないっておかしいでしょ……
マリアからプレゼントされたときにアナスタシアには開けられなくて、これはちょっと特別で、こうやって開けるのよ……なんてマリアから説明されるとか、挟めなかったんですかね。(それだと寄木細工にでもなってるのか?ですけど)
なんかちょこちょこそういうところがあるんですよね。
ディミトリが昔パレードでアナスタシアを見かけてたんだよ、もエピソードとしては弱いかなあ……
まあ庶民と皇女にそんな接点作れないのはわかるんですけど。
記憶が戻るのとか超大事なシーンだと思うんですがもっと劇的にしたい気持ちが(笑)。
元ありきなのでいじれないんでしょうけど、とくにオルゴールエピソードはひっかかりましたね。
アーニャの宝石を盗まずに守ってくれた看護師さんが気になる……謎のままだけど良い人だ……。最後に頼れるのは黄金か貴石ですよね。
あともっと盛り上がっていいはずのアーニャとグレブの対決……
ここがなー!まず場所がいまいちどこでわーわーやってるのかもわからないし……なんかただアーニャの行く道をちょっと邪魔した男というかやっぱり宿敵でもなんでもないしなあ……なんだろう(笑)
■好きなシーン
・華やかな貴族たちのシーンからの、革命の悲惨さ。
この世の春を謳歌していたアナスタシアの楽しそうな輝いてる感じから急転する感じ。
ロシア革命のあたり、劇的で引き付けられる…!
・みんな茶色の衣装でもジェンヌの華やかさヤバい。
わちゃわちゃ3人組がプリンセス偽造作戦してるシーンたのしいー!
・セットはやっぱり列車とバレエ観劇のところ。すごいですよね。
バレエも舞台表現の難しい、広い場所のいろんなところに人がいて同じものを見ているという表現が面白いなと思いました。こういうところ、目が足りないです。バレエもバレエで見たい(笑)
はっきりとはうつらないんだけどレーニン像がどーんとあるんだろうな、というシルエットや寒々しいロシアの街など大道具小道具やっぱり見ていて楽しいです。
■曲がよい
簡単な曲ではないので舞台後にすぐ覚えてしまう系ではないんですが、メロディが綺麗だったりして印象的ですね。
・列車の発車前や車中の曲いいー!みんないろんな思いを抱えてロシアを脱出するんですね…。
重奏が素敵!
・ソロはやっぱりキキちゃんのテーマが一番劇的で好きでした。
・肝心の主人公カップルの曲はちょっと弱いような。ほかに比べると。ディミトリは歌い上げるシーンは多いんだけど歌はこれ!ていうのが初見ではなかったかなあ。
■素敵なエンディング
絵本のように始まって終わる。
現代とロマノフ時代がまざるのが絶妙です。
表舞台に出てくることはなくても、死んだはずの皇女がどこかで生きていたらいいね。
幸せな生涯ならいいね。
そんな素敵なハッピーエンドでした。
■ショータイム
男役群舞の宙男子。
あのスタイルよくみえなさに定評のあるニッカポッカ風パンツでもスタイルいいのすごいわ。
そして夢夢しいデュエダン。見納めかと思うと寂しい……
劇中ほぼ観られないキキちゃんの笑顔が全開。
2020年の宝塚見納めでした(ライビュだけど)。
まどかちゃんは東京公演をおえたら異動が決まっていて、パレードではとても拍手が大きかったような。
まかまどきき、とても素晴らしいトリオだったから変わってしまうのが辛いけど宙組ってしばらく安定していたから2021年は変化の年なんですかね。潤花ちゃんはまどかちゃんの後というのはとてもプレッシャーだと思うけど頑張ってほしい!
東京無事千秋楽を迎えられますように。
にほんブログ村
スポンサードリンク
管理人 イダ 『妄想レポ』