2019年02月22日

映画『PSYCHO-PASS サイコパス  Sinners of the System Case.2「First Guardian」』感想


※ネタバレありです



まず

・特典がもう終わってた!都内映画館恐ろしい!!
残念ですー

・須郷さん主人公って!!!


の二点が衝撃でした。




 須郷さんにしろ霜月にしろ、主人公って……びっくりです。副題のファーストガーディアンて須郷さんのことか~。

 前回よりも詳しい予告が流れてテンション上がりました。狡噛いつ出てくるの!!
もう槙島出てとか贅沢言わないのでせめて狡噛さん出してください。
まさかの今回は幻すら出なかったので、3まで出し惜しみのようです。
でも予告の感じ狡噛またゲリラやってるのか……



 須郷さんが公安に執行官として来るまで、の過去編がメインで、3へ続きそうな不穏な雰囲気の現在が少し。3部作がつながっているのだと思いますが、3も一時間なのだろうか……あ、2は一時間です!

 征陸パパと青柳刑事が須郷さんのバディ的な感じで、過去の公安メンバーもちょろちょろ出るので楽しかったです!!今見るとすべてがせつない……


■おぉ(≧∇≦)!てなったのは、

■機嫌の悪いギノ
 縢(かがり)の軽口に「俺がそんなことしるか!(;・`曲・´)」みたいにピリピリしているギノ。
お父さんの沖縄遠征が気になっていたんでしょうか。ただイライラしてるだけなのか。

■鋭い狡噛
狡噛優秀エピソードいいですよね!
今回は知力体力ともにかっこいいシーンがありときめきます。

狡噛「いた痕跡がみつからない…なるほど、犯人は生きてないんだな」ってすごいひらめきだと思う。怨念が動き回っているようで気持ち悪いですね。


■パパに息子が怒りの電話
 勝手にお母さんに会いに行ったお父さんに怒る息子。

 この頃のギノ、すごい……ガミガミしてる……
この余裕のなさ、ヒステリックさ、ギノーーーーーー!!
ギノはそうでなくちゃ!そこがかわいいんだから!
てなりました。

 あまり父親のこと隠してないんですね。軍の悪い人が両親がギノの出世の足を引っ張るぞ、みたいに脅すシーンがありましたが、別に父親のことは隠していないギノ。
おおっぴらに怒ってますね。須郷さんにも知られてるし。


しかし……お母さん沖縄か……
ちょっとひっかかりました。


 こんな風に親子喧嘩できるのも幸せだよね……とか思ってしまって悲しい。
一年後に殉職ですからね……
もっとはやくに和解できてたらねえ……


■征陸さんの奥さんがあきらかに

 なんとなく奥さんはもう亡くなっているのだと思ってました。

 奥さんに息子への思いを語るのも、もう……
先がわかっているから悲しいですね。

 征陸さん、子に憎まれるのも役割みたいに言ってたけど、みんながみんな憎むわけじゃないよ、てなります。
こんなときでも話題が仕事のこと、な仕事人間ぷり。


 ギノ母だけが沖縄でひそかに療養?
夫のこともわからないような状態で、介護&セキュリティドローンと暮らしているのかな。

 ギノザ(宜野座)は母方の姓と思われるので、故郷に帰っているんですね。←宜野座は沖縄に多い苗字らしい。

父親とあれだけいろいろあったので、普通母をそばにおきたがるんじゃないかなとか不思議です。ギノも激務なので介護はできないでしょうが、沖縄にはびっくり。

 ていうか沖縄まだいまの感じらしいですね。いまだ大きな基地あって軍事演習とかしてるし。
鎖国で状況は違うんでしょうけど。
サイコパス界の未来観ってたまに不思議。


■ギノが青柳と電話しているときにうだうだしてる狡噛とかがり。
かわいい!暗い場所だし遠いんですがもっと見たかったです。


■かがりと狡噛の共闘
あいかわらず「おまえら勝手に……!」てなってるギノもお約束でなつかしい。
狡噛はいつも無茶してるなあ。ジャッキーチェン風味!

 最初にこのトリオが出てきたシーン、車で移動中なんですが、
ギノが運転、狡噛助手席、かがり後部座席、という並びで、
ああ……もう狡噛執行官か…となりました。監視官時代かと思ってた。荒ぶる時期から少し落ち着いた狡噛?


■あいかわらずいかしたあかね先輩
はやく活躍がみたいです先輩!!

霜月「先輩!あのひとこんなことやってるらしいですよ!」
あかね「もう知ってるよ(^_^)」

あかね「私は一係のことを一番に思ってる」

 みたいな霜月との会話好き。


■青柳がドヤ顔で征陸さんを須郷さんに自慢。
青柳さん今回好感度すごい。
大友に襲われたとき、征陸さんかばうのかと思ったらかばってくれず(征陸さんも大変だった)青柳自分で戦うはめになってて大変そう。


■大友「おまえ妻と同期だったんだよな」
須郷「ええ同期でずっと……あ!でも同期です!それだけです!」

 なにも言われてないのにこの返し。須郷さん……片思いだったんだね。

 つかまって目に攻撃されるの怖すぎる。目は大丈夫だったんでしょうか。別に義眼設定とかなかったような。


■事件後須郷さんの様子は語られずテロップで

・征陸さんの殉職
・須郷さんの色相は改善せずに潜在犯に。
・そして執行官に。

という1期2期の内容がさらっと出て終了でした。


■そうか……須郷さんいろいろあったんだね……
2期でもなんか……狙撃とかしてたもんね……
ファーストガーディアンだったんだね……

 須郷さんの設定の増え方に戸惑います。



えー?てなったところ
■始まりからかなりのアーミーものみたいです。
フットスタンプ作戦……名前に意味はあるのかしら。未来ぽさ減な軍人の日常ターン。

 時間か短いので、敵側のエピソードみんな伏線よー!っていうのが分かりやすすぎてストーリーがちょっと退屈。

 須郷さんの尊敬する上司・大友というひとがキーマンなんですが。
作戦の失敗で行方不明となった大友が託したブランデーやスパーリングのロボットへの熱心なスコア登録シーン。
彼の妻の色相の悪化、妻の有休が多いとか。(なにかを知って色相が悪くなり、休んでなんかしてる)

犯人当てではないにしても、もうちょっと怪しいひととかほかに出てきてほしい…

「あの状況で生きてるはずはない」のに「生きてた」のがすごいのに、やっぱり死んでた、というリアルさ。


■兵士は「作戦で人を殺しても色相に変化が出にくい」者が選ばれるという設定。
『私』での殺人では色相が悪化し、『公』のシビュラシステムが許した殺人だからと自分を納得させられたら平気なのか。
いろいろ設定が出てきますね……

 職業判定で須郷さん『軍人』って出てきちゃったのだろうか……


■知らずに仲間を毒ガスで殺していたという事実を知り、須郷さんの色相は悪化の一途。
ついには執行官になり、そこで
征陸さんの死と、その息子が潜在犯になった事実を知ったんでしょうね。
あのとき征陸にガミガミしてた人が!みたいな。

 監視官が10年(だったかな)勤めあげるのは大変レアなのではないか……とおそろしい。
狡噛の期全滅だし。


■残る3が楽しみです!!
次回は特典ゲット頑張ります!!



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ラベル:アニメ
posted by イナ at 01:47| Comment(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする