2017年05月31日

雪組大劇場千秋楽のニュースをみて

■まわりけっこうライビュ行っててうらやましい……っっ
ど平日なんだもんなー(なんで平日なんだろう?)。
おとなしく東京待ちます。東京のライビュは行けるといいな。

■千秋楽ニュースにて。
本編はあまりネタばれしたくないのでふわっとしか見てないんだけど(ちぎさん江戸っ子にしか見えませんね)、ショーとさよならショー!!!。
すごく……すごく期待してよさそうな……断片のニュース映像からも、超よさげな香りがしますね……っ。退団者の見せ場も多そう。ありがたい。
楽しみすぎる!!!。

 さよならショーの選曲も神がかってる……!
特にルパン!! 不殺の誓い!!! ウーノ!!のカウントのやつーーー!!ルパンからスタートとかテンションマックスなりますね。
トップ前の曲はなかったのかな……マーキューシオも好きだったなー(『世界の王』いまの雪組子たちで聴きたいー!)。

■退団のごあいさつもみんな立派で……いや退団者があまりにもなひとたちでやっぱりショックなんだけど……。みんな一斉すぎますよ……。
ちぎさんの真面目で熱血なのにどこかとぼけてる感じ、たまらなく好きだなあ。
みゆちゃんの告白?に「ありがとうございまーっす」とおどけて返してしまうあのリアル中2男子感……貴重です。

そして惚れ惚れする美貌ですよねえ。あらためて。
マンガキャラが多くまわってきたのも納得ですよ。マンガだもん。二次元レベルだもん。
そりゃ少女漫画やりますよ。
ルパン三世とか剣心とか、かっこいいだけじゃないちょっと3枚目入ったキャラもぴったりです。
悲劇を背負った沖田総司やはるおき様や闘牛士もハマります。

トップさんの激務でかやはり痩せていってると思うけど、痩せてもほんと綺麗だもんなー。
こんな顔に生まれたかった…………整形するとこない!(個人的には、ちぎさん、中谷美紀さん、柴咲コウさん、ニコール・キッドマンさんに生まれ変わりたいですね……)

■ホタテマンがいまも在団してくれていたら、さよならショーで探偵サギリのテーマも歌ってくれたと信じています……聴きたかった!。


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posted by イナ at 00:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 宝塚・雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月18日

月組『瑠璃色の刻(とき)』不満点

■うーん……
私、やっぱり原田先生は合わないな……。
なんか、せっかく萌える設定なのに人物描写がぺらい……。展開に納得できないし大事なところセリフで済ましていらない所が長い。ってグスタフ3世のときも同じことぐちぐち言ってた記憶がよみがえります。

結局一番盛り上がるの革命のところで主役そっちのけですしね。ロベスピエールのターンですよね。

そしてフランス革命っていうのは鉄板というかドーピングというか、どうしたって盛り上がる題材なわけで。

■みやちゃんの単独初主演!めでたい!とか、としさんスーパーショータイムかっこいいいい!!とかれいこ美形!とかいろいろ楽しみや見どころはあるし、衣装も曲とダンス振付もかっこいいし、月組子たちもみんな熱演で素晴らしいので、そっちで楽しむしかないです。
月組子は見どころたくさんです!。みんなにそれぞれ目立つシーンあったり、カーテンコールもそれぞれのキャラクターらしさが出てて楽しい!。


■不満点
・主役のシモンを描写しなさすぎです……!。
ただの平民が謎の貴族・サン・ジェルマン伯爵になりすまし、占いや錬金術で貴族たちを騙していくのは金儲けのためだったのに、そのお金どうしたかが全く出てこないのも謎。豪遊とかしてたんですかね?。浮かれるシーンあっていいと思う。
ジャックとぼろ儲けだぜ!貴族バカだなー!とか言って散財したりとか。ほんとお金どうしてたんだろうね。

・シモンがサン・ジェルマンになりすますうちにひっこみがつかなくなってくシーンもないよね?。どうしてやめられないのかがジャックにもわからないし見てた私にもわからないわー。サン・ジェルマンとして処刑されてもいいと思うまでの心理が謎。序盤の軽いキャラクターと違いすぎてシモンがわからない。

・王妃との心の交流、そんなに密でしたか……?。わりと突然の信頼関係にびっくりですよ。そもそも悪い夢見てたぐらいのことの相談しかしてなかったよね。フェルゼン関係かとワクワクしてたのに!。

・シモンとジャックとアデマールの一座時代の回想一回くらいやりましょうよ……。ラストの、シモンとアデマールがかつての一座のお芝居をふたりでやってるシーンにもってくなら、幸せなときの同じシーンの回想あってもいいんじゃないかなと思います(夢奈瑠音ちゃんとアデマールのシーンだけだと弱いのでは)。
ていうかあのシーン、ふたりがクレイジーになったんだと思って見てたら、別にクレイジーになっていたわけではなかった。よかった。(ジャックが現れても床に座ってふたりぶつぶつとセリフのやりとりしてるからジャックは怖かったと思うよ)

・王様たちの密談盗聴されすぎ。

・王妃突然のキャラ変。そしてアデマールちゃんに優しい。不可解なほどに優しい。

・シモンとアデマールも劇中接点なさすぎなのにあのラスト。ついていくのが大変。ぽかーん( ゚д゚)で終わった。


 という辺りがとくにひっかかります……。
まずは不満点でした。

 でも、みやちゃんの開演アナウンスで拍手わいたり、今日は平日なのに立ち見のかたもいて、なんか盛り上がってるな!!とうれしいです。

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posted by イナ at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 宝塚・観劇レポ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月10日

映画『ヒメアノ~ル』感想

■原作は未読。稲中卓球部の作者さんなんですよね。
明るいのも暗いのも描けるってすごいなあ。6巻くらいらしいので読みたい。森田がいろいろ謎で気になる。

■あらすじ
 充実していない今に不安を感じるバイトの岡田(濱田岳さん)は、仕事のミスをかばってくれた先輩の安藤(ムロツヨシさん)に頼まれ、彼の恋を手助けするハメに。
安藤はカフェで働くかわいい女の子・ユカ(佐津川愛美さん)に勝手に運命を感じ恋をしていた。
そのカフェで、岡田は高校の同級生だった森田(森田剛さん)と出会う。
森田にストーカーされていると怯えるユカを助けようとするうち、ユカに告白された岡田は安藤に隠れてつきあうことに。幸せなふたりの陰で、森田は殺人を続け、ユカのことも狙っていた。




※以下ネタばれあり

■最後の数分ほんと蛇足じゃないですか…????
あれなかったらすごく好き。
あそこで我に返るっていうか、はああ?てなってしまった。
ないほうが絶対かっこいいのに!。

 もうセリフで言ったこと、なんでまた映像で振り返るのかな…セリフだけで岡田と森田の高校時代の雰囲気なんて伝わるじゃん…犬飼ってたエピソードそんなに入れたいてことかな。人はためらいなく殺すけど犬は殺せないのは昔幸せなときに飼ってたから、ていう。だったら前半とかで森田が野良犬にちょっとかまうシーン入れたりするだけで、ラストのとっさに犬避けて運転誤っちゃうエピソードにつなげてもいいと思うんだけど。

 「お母さん麦茶ふたりぶんもってきてぇー」の幼い言い方はかわいいけど!。これだけでお母さんといい関係で家はうまくいってたとか、岡田を招いて遊んでたとか十分伝わってきてせつなかったです。


 好きじゃないのはこのラストシーンで、好きなのは始まってすごいたってからタイトルが出るところ。えっ今?!ていうかタイトル出てなかったね、ていうか、ここから始まるのか感とかかっこいい。
タイトル出る前はぐだぐだしてる男たちのラブコメで、後半一気に殺戮ルートですからね。
その世界の変わりの区切りがタイトルなんでしょうね。


森田正一 - 森田剛さん
 単独初主演おめでとうございます!。

 森田役を森田くんに……
そして岡田役もいる。なんかV6漂うネーミング。岡田を殺そうとしてる森田という話ですが。

 すごいよかったです!。
不健康そうなげっそり感。ちゃんと働いてなさそうな風体。ヘビースモーカーぶりも板についてました。

普通にしゃべってるのにかみ合わない。虚言癖?。
あれ?やべー奴?、ていうのがどんどん出てきて、ああからんじゃいけない、でくわしちゃいけないんだなあと。

 ただ、本当に暴力の世界で生きてるひとには弱い。ためらいもなくかつあげするような人には負けちゃうっていうシーンをわざわざ入れるのは意味があるんでしょうね。
無敵の殺人者ではない、もともとはふつうの子で(サイコパスな素養はあったのだと思いますが)、人によって破壊されて壊れた人間ていう。
あと、家もなくお金もない、ていう追い詰められた状況がわかりやすいです。
まあ家は自分で燃やしちゃったけど……。

 漫画喫茶でつかの間の休息、なのに幻聴にうなされる。
ずっと苦しんでいてどうしようもない。悲しい。

 作品は15禁だけど、中高生が見てイジメ(という言葉にも収まらない残虐さですが)ダメ、って思わせるのもいいんじゃないかと。

 森田の最初の殺人はいじめっ子への報復ですからね。いじめっ子には同情できない……。いじめっ子の役者さんがまたすごい演技が憎らしくてもう。あんな学校嫌だ。

その殺人はどうしてか露見せず何年もたってるけど。警察のひともっと活躍して……殺された警察官もなぜかひとりで行動してるし。

森田で気になるのはナチュラルに嘘つくところ。
初めて来たって言ってたのに「いつも思ってたんだよ」と別のときに言ってそれを岡田につっこまれると「そんなこと言ってないよ」「……そう?」「うん」岡田もっとがんばれよ。あのきょとんとした感じは怖い。

路上喫煙を町の美化のおじさん?にとがめられたときも、(すぐに捨てたから)「吸ってないよ」「いや今吸ってたじゃない」「吸ってないんで」て吸ってないを連呼したのも無理通してやろうみたいな悪意がなくただ繰り返す気持ち悪さ。

 しゃべり方がたどたどしい?ちょっと幼くて頼りないときもあって、アンバランスなんですよね。
きちんと先を考えてしゃべれないシーンとか。警察に質問されて「(殺した相手は)近くの病院入院したって…」と適当に答えるんだけど、「どこの病院?」ともう一個掘り下げられると「近くの病院すよ。近くの病院……」ともう何も出てこなくなったり。


そういえばなんでユカにそんなに執着してたんだろう?。


岡田進 - 濱田岳さん
 めんどくさいちょっとこじらせ男子。
すぐすねる。
過去の経験人数や初体験年齢を自分から聞いといてすねる。このへんめんどくさかわいい。
しかしどうしてこんな地雷質問を二連発も……ほんと謎!。
 ユカがそんな男子にもリアリティないくらい優しい子なので無問題でしたが。でもぺろっと「15……いや14歳だったかな」て正直に答えるあたりユカもちょっとわからない子なんだよな……実はどSなの?。全部わかって男子を翻弄してる子にも見えるような。

 岡田は最初、強引な先輩の恋とその相手に巻き込まれただけの人のようでいて、本当は森田がいじめられるのを笑ってみていたり助長していたんだと、当事者なことを「忘れていた」ことに驚き。
 いじめたほうはこうも鈍感になるのかというのがわかります。すごく後悔して覚えてたら、森田と再会したときに「高校一緒だったよね」とかあんな普通にいけないと思うので。

 とくに「いじめっ子が謝りたがってる」と嘘をついて登校拒否してた森田を学校に連れ出したこととか、忘れる?!これ。

 いじめのシーンも細切れで挟まってくるので見ていてつらいです。
背中に的を書かれてモデルガンで撃たれたり、自慰を強制されるシーンとか、場所が教室でみんな普通にいますからね。誰か動いてなんとかしてあげて。
あれが当たり前になると集団心理?みんな麻痺してくるのかな。標的にされるくだりとかは、葬式ごっこ事件から取っているのかなと思いました。
 岡田はその件もあって俺を殺したがっているんだと思ってるけど、森田はそのときお前いたっけ?て返事なのもええ!てなる。
しかし森田が嘘をついたのか?て気もして残る場面です。自慰させられながら空洞のような目で岡田を見つめる森田のシーンはすごい。

 濱田さんのおっとりとした、はっきりしない、うだうだしてる演技かわいい。近くにいたらイラッとしてしまうかもだけど。
森田のいない世界で平和にうーだうーだきゃっきゃしてる岡田・安藤・ユカの話もみてみたい。


阿部ユカ - 佐津川愛美さん
 知らなかったんだけど、かわいらしい方ですね。
前田敦子ちゃんとか志田未来ちゃんぽい。

 言動がすごくあざとかわいいv。
どこまで計算なんだろう?みてて不思議な子でした。かわいい子がやるとなんだってかわいいけど。

 でも安藤どうですかといわれると「……無理です」とNOはきちんと言う。
なんでこんなかわいい子が安藤・岡田に誘われてのこのこ来るのか何か企んでるのかとか思ったらふつうに岡田にひとめぼれとか言い出したのでびっくりする。

 最初は安藤の想い人と付き合えないと断る岡田だけど、「隠れてつきあったら……ばれないですよv」と悪魔の囁きをしてくる彼女。すごい。

 そして隠れるっていってるのに外で待ち合わせして外デートしてる。
安藤さんはそのころカフェに詰めてるから?!。ひどいや。

 まあそこまで安藤に友情感じてるわけじゃないのでこの抜け駆けもしかたないですね。
安藤にチェーンソーで殺されるのヤだからつきあえないって言ってますしね。保身優先。


安藤勇次 - ムロツヨシさん
ムロさんてだけで笑えますけど、理屈ぽいしゃべりかたとか空気読めない感じがなんかいるなあ!て感じのひと。

「いい日本酒の店があるんですよ、日本酒飲みますか」
「いえ日本酒は飲めません」
「じゃあその店いきましょうよ」
「……え……」
「あ……だめですか、っじゃ、ディズニーランドでも」
みたいなユカとのやりとりが…………。
こりゃだめだーーでもがんばれええーー!てなります。ムロさんだから。

なごむー、とか思ってたら、チェーンソーで友達を細切れにしようとしてた。あれれー?。
チェーンソーは使われなくてよかった。


■武器
バット・棒・カッター・包丁といった身近なものを使うスタイルの森田ですが、終盤まさかの拳銃ゲット。
岡田たちとの対決は銃撃戦に?とか思ったら別のひとで全弾使っちゃう。やっぱりあまり考えてないな……。

場面的にはやっぱり包丁と棒が見てて嫌です。めった刺しとかしてても15禁なんですね?!
カレーのおうちで逃げようとする男性を背中からめった刺ししたあと、わざわざ横にまわって前側からも刺しにいき、おもむろにリビングに戻って食事のつづきを始めたの怖い。
クラスメート達全員に復讐とかならまだ……と思えるかもだけど、なにも悪くないひともバシバシ殺してくからなあ……。


■森田殺害計画
を練るカップル。
脅されて仕方なく追い詰められている普通の人たちだから用意周到なんて無理だろうけど……でも……
自分たちから攻めにいける立場なんだから、もうすこし準備しよう!。
しばる紐は開封しとこう!わざわざ新品買ったのかな……。

まごついてる間に逆襲されてしまいました。
自首していたならこんな殺され方をすることなかったのに。

いじめられっ子仲間で、共犯である和草(駒木根隆介さん)のことを森田はどう思っていたのか気になります。永遠にお金がひっぱれるわけでもないだろうに。ひっぱれると思ってたのかな?。岡田殺しに誘ったのも殺しをするときは彼が一緒、て思ってたのだろうか。

■重いのでしばらく見たくないけど、いろいろ気になるからまた見たい。と思う映画でした。

■身を守る教訓として
・やべー人を街で見かけたとき、「なんかやばいのいるーww」とか聞こえるように言ってはいけない。
・ドアを開け家に入るその時が危険。後ろにひとはいませんか?。
・帰宅しすぐにカギとチェーンをかけるのは良いこと。でも、自分より先に別ルートで侵入した誰かがいるかも。そのときはむしろチェーンが仇になる。
などが学べます。











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posted by イナ at 01:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする